コアには高透磁率の磁性体を使用!解析モデルは対称性を利用して、1/2モデルとしました
ケーブルに電流を流し、2次側コイルに流れる電流値と誘起電圧を解析した 事例をご紹介します。 解析モデルは対称性を利用して、1/2モデルとし、コアには高透磁率の 磁性体を使用。 電流センサはリング状のコアと巻き線で構成されており、コアの中心に 被測定電流が流れるケーブルを通し、巻き線(2次側)に流れる微小電流を得ます。 【事例概要】 ■使用ソフトウェア:PHOTO-EDDYjω ■解析条件 ・1次側コイルの電流値:10[A] ・周波数:50[Hz] ・2次側コイルの巻き数:1000[ターン] ・2次側コイルの負荷抵抗:100[Ω] ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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企業情報
フォトンでは、電磁現象を利用した製品、部品などを コンピュータ上でモデル化し、 シミュレーションする 「電磁場解析用ソフトウェア」を開発しています。 従来の設計や開発の現場においては 技術者の方の経験に基づく試作と、試作品による実験を ループにした試行錯誤が中心でした しかし、実際に試作品を使った実験を行い その結果を検討するには多大な時間とコストを要します。 今後は、実験・試作ベースから解析ベースの設計への移行が 生産性向上において重要課題であり、解析ベースの 設計技術の中核となるシミュレーション技術の確立が課題となります。 このような状況の下、フォトンでは、電磁場を中心に、熱、 振動、音場などについての「解析ソフトウェア」を開発し 提供させていただいております。フォトンのソフトを 活用して頂くことで、各種工業製品の開発・設計を効率よく 行うことが出来ます。このようにして、フォトンは、 ユーザー様の製造現場において、試作の回数や開発費用の低減 開発期間の短縮を実現し、ひいてはユーザー様の競争力強化を 支援していきたいと考えています。