お客様のご要望や、設計・製作過程での突発的トラブルに柔軟に対応するために、より多くの選択肢を用意
盤設計の場面では、お客様のご要望や、設計・製作過程での突発的トラブルに柔軟に対応するために、 より多くの選択肢を用意しておくことが求められます。 本記事では、部品の入荷トラブルに設計変更を行って対応した事例を紹介します。
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基本情報
既設の盤には現在生産が終了している部品や、入手困難となっている部品が使用されている場合があります。 本事例では、図1の盤B(既設)を更新するにあたり、「盤Aと盤Bの間に中継端子盤を設ける」、 「入手困難な特殊コネクターを出来るだけ汎用品に置き換える」というお客様のご要望を満たすように設計を行いました(図2)。 しかしながら、必要最低限の使用にとどめていた特殊コネクター(メス)の入荷遅延が判明し、 納期内の製作に影響が出ることがわかりました。 そこで、特殊コネクター(メス)の代わりに、新しいコネクタケーブルには弊社に在庫のあった特殊コネクター(オス)を使用するように変更しました(図3)。 これにより、撤去予定だった既設ケーブルと組み合わせることで、盤Aと中継端子盤を接続することが可能になり、 期日までに要求を満たす製品を製作し納入することが出来ました。
価格帯
納期
用途/実績例
キーワード:置き換え工事, 汎用品
企業情報
山陽電研株式会社は、創業より工場・生産設備、大規模プラントなど 地域発展の中核となる製品の提供に数多く携わってきました。 電気・電子・情報・通信・メカ 各分野のプロが結集して、お客様の問題解決に当たります。 各分野の技術者と連携した営業から、設計、プログラミング、板金、塗装、組立配線、検査、工事、現地調整まで。 すべてを自社で手掛けているので、一貫した工程管理のもとで高品質の製品をご提供します。