複屈折性を持たせた樹脂フィルムを積層!光学特性が優れた基板の間に挟み込んで接合しています
『SB-RETAX』は、直線偏光を入射すると、広い波長域で、連続して一定の 位相差が得られる波長板です。 複屈折性を持たせた樹脂フィルムを積層させ、光学特性が優れた基板の間に 挟み込んで接合。 効果が得られる波長域によって、フィルムの積層数に違いがあり、 3層と5層の2種類があります。 【特長】 ■広い波長域で、連続して一定の位相差が得られる ■カスタム品 ・標準品のほかに、基板材質、形状、大きさ、厚さ等をご希望の内容で検討 ・樹脂フィルムを使用しているため、Φ30以上の大きいサイズも対応可能 ・波長域を変更した場合でも、フィルムの光学設計から行い生産可能 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【波長板の機能】 ■1/4波長板(1/4λ) ・入射光線に対して1/4の位相差が得られる波長板 ・直線偏光板と組み合せることで円偏光板となる ・円偏光板は、入射光線を円偏光の光線として反射面に入射させて、再びこの円偏光板に入射させた場合、 反射光線を透過させずに遮断するアイソレーター機能を持つ ■1/2波長板(1/2λ) ・入射光線に対して1/2の位相差が得られる波長板 ・直線偏光を1/2波長板の光軸に対して角度θで入射すると、振動方向が2θ回転した直線偏光になって出射される ・直線偏光を光軸に対して45°で入射させると、入射光の振動方向が90°回転した直線偏光となる ・1/2波長板に円偏光を入射させると、出射光線は逆回転の円偏光となる ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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ルケオは、1966年の創業から、光学用の偏光板を製造し、一貫して光学の 仕事をしてまいりました。 創業当初は、一眼レフカメラ用の偏光板を製造しておりましたが、時代の変化に 対応すべく、高性能な偏光板を開発し、顕微鏡用偏光板の製造、販売に着手。 また、偏光板や波長板の光学特性を活用したガラスやプラスチックなど、 透明体の内部応力である歪(ひずみ)を検査する歪検査器や、光学ユニット、 工業カメラ用レンズユニットなどの開発、製造、販売を行い、光学分野において 幅広く対応し、社会に貢献してまいりました。 本社1階ショールームでは各製品を展示しており、お客様のご要望に応じて デモンストレーションも実施しています。