トリプシンを使用せずダメージ無しでマクロファージや免疫系細胞などの培養細胞を大量に培養・回収する事が可能です。
セルシードの技術 独自のナノ表面設計により温度応答性ポリマー(PIPAAm)を器材表面に固定化しました。これにより、その表面温度を下げることで32℃を境に、培養面が疎水性(細胞接着性) から親水性(細胞遊離性)へと変化して細胞が剥離します。トリプシン等細胞に損傷を与える酵素を一切用いることなく、器材の温度を20-25℃にして10-30 分程度待つだけで無傷な細胞が回収できます。 ● 大量培養向けに開発した初の大型フラスコタイプのUpCell です。 ● 間葉系幹細胞や樹状細胞、マクロファージなどの接着性細胞をトリプシン処理無しで回収できます。 ● フラスコタイプでコンタミネーションのリスクを最低限に。
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基本情報
・品名 :UpCell T75 Flask サイズ(mm) :136.1 (L)×81.0(W)×35.4(H) 培養面積:75cm×75cm キャップ:フィルターキャップ 包装:20個/箱 (4個/袋:一重包装) ・品名 : UpCell T175 Flask サイズ(mm) : 227.0(L)×225.6(L)×46.5(H) 培養面積:175cm×175cm キャップ:フィルターキャップ 包装: 4個/箱 (1個/袋:一重包装)
価格情報
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納期
用途/実績例
間葉系幹細胞や樹状細胞、マクロファージなどの接着性細胞を回収できます。
詳細情報
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2007年に販売を開始した UpCellは、培養細胞の回収にトリプシンなどのプロテアーゼやスクレーパーなどの物理刺激などを必要とせず、温度を下げるだけで細胞が有する生物機能を保持したまま細胞を剥離することが可能であること から、ダメージの無い状態で細胞シートを回収することを 世界で初めて可能とした製品です。 現在、このUpCell は世界中で販売され、多くの研究者により細胞シートを用いた治療法の研究・開発が盛んに進められています。 ◆ UpCellⓇ フラスコ 細胞シートから細胞大量回収へ世界で唯一のUpCell 加工技術を細胞培養用フラスコに処理することで、従来の UpCell10cm ディッシュ製品と比較して最大で約3倍の培養面積で細胞を大量に回収する ことが 可能となります。 このUpCell フラスコを用いることで、マクロファージ、樹状細胞や間葉系幹細胞などによる細胞治療などで必要とされる大量の細胞をダメージ無しでお届けします。
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セルシードは「日本初の細胞シート工学を基盤とした治療法を 世界中の患者さんへ一日でも早く届けたい」思いで、日々チャレンジしています。細胞シート再生医療製品の事業化に向けた取り組みを続けてまいります。