10年越しで見つけた簡便なプラスチック材質判別装置。良質なRPF製造に役立っています。
プラスチック材質判別装置 導入事例9 ■業種:リサイクル業者 ■用途:RPF固形燃料へのPVC(塩ビ)混入防止など 【お客様の抱えていた課題】 山形県でリサイクル型解体事業・廃棄物リサイクル事業に取り組む同社では、各事業所から排出される「廃プラスチック類」および「紙くず」等を圧縮加工しRPF固形燃料を製造しています。良質なRPFを製造するためには、PVC(塩ビ)などハロゲンを含む原料を混ぜないことが重要です。しかしながら、見た目だけでプラスチックの材質を判断することは難しく、かつては銅パイプを使った炎色反応で選別作業を行っていましたが、現場作業者の手間がかかるという問題を抱えていました。また、燃焼ガス吸引による健康上のリスクも懸念されます。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい
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基本情報
【導入後】 ■フィルムなど薄い素材も折りたためば材質を判別できて使い勝手が良い。 ■(近赤外線分光法の性質上)黒色が判別できないのは残念だが、約1年半特にトラブルも無く使用できて助かっている。 ■想定していたRPF原料受け入れの際の「ぷらしる」活用に加え、RPF製造に回せる原料を増やせるよう、混合廃棄物選別施設での「ぷらしる」活用も進めている。 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい
価格帯
50万円 ~ 100万円
納期
用途/実績例
【産廃処理業者】 ・納品時・受入時のプラスチック材質判別 ・RPF固形燃料へのPVC(塩ビ)・PETの混入防止 【メーカー】 ・納品時・受入時のプラスチック材質判別 ・自社製品の材質判別 【食品工場】 ・混入した異物(プラスチック)の発生源をトレースするため 【環境調査会社】 ・調査先での材質判別に使用
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■はじめに 山本製作所は、1918年に山形県天童市で創業された機械メーカーです。農業機械、特に穀物乾燥機や稲わらカッターで国内トップシェアを獲得してきました。 「農業と歩んできた企業だからこそ、食糧生産を支える地球環境の改善に貢献したい」この思いと培われた技術から生まれたのが、発泡スチロール減容機「ハイメルター」です。自社製品の提供を通じて、静脈産業(※)で挑戦する人たちとともに業界の明るい未来をつくる。それが私たちの使命です。 ■開発への思い 廃棄されていた物を資源と捉え、廃棄物を出すことなく資源を循環させる「サーキュラーエコノミー」という考えが注目を集めています。しかし、そこで大きな役割を果たす静脈産業(※)は、世間の関心は決して高くなく、多くの企業が人手不足に悩んでいるというのが実情です。モノづくりを通して、この業界にスポットライトを当てて変化を起こしたい。それが私たち山本製作所のつくる環境機器全てに込められた思いです。 ※製造業など製品を生み出す「動脈産業」に対して、その廃棄物を回収して再生・再利用、処理・処分などを行う産業は、人間の血液の循環に例えて「静脈産業」と呼ばれてます。