【技術資料を無料進呈】耐光性を持つ反射防止フィルムが実現!技術的アプローチに焦点を当てて解説
街中を歩いていて、ヘッドライトが黄ばんでいる車を見かけることがありますが これは紫外線による劣化が原因です。ヘッドライトのカバーに使われている ポリカーボネートなどの樹脂が、紫外線に長期間さらされることで化学変化を 起こすのです。こうしたことからインテリアにおいても紫外線対策はとても重要です。 自動車のカーナビゲーションなどに使われるディスプレイも、紫外線によって 外観が変化する可能性があります。そのため、直接太陽光が当たらないよう、 日除けを設けたり、設置位置や角度を調整するなど、デザイン面で工夫がされています。 デクセリアルズは、車載ディスプレイ向けに反射防止フィルムを提案しており、 太陽光の反射を抑え、視認性の向上を訴求しています。それによって、日除けを 小さくできたり、設置位置や角度の許容度を拡げるなど、インテリア設計がより 自由になるためです。 当記事では、反射防止フィルムの粘着層への技術的アプローチに焦点を当てて 説明します。 ※記事の詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【反射防止フィルムの耐光性についての実験】 当社では反射防止フィルムの耐光性を調べるために、強い紫外線を300時間にわたって投射する 加速劣化実験を行いました。 (1)色素なしの粘着層、(2)黒色の顔料系色素を混ぜた粘着層、(3)黒色の染料系色素を混ぜた粘着層、 (4)(5)さらにその濃度を変え透過率を変化させた粘着層の5つのサンプルを比較。 実験では、光の透過率が74%と53%になるよう色素の添加量を調整しています。 色素を顔料系と染料系に分けた理由は、素材に添加されたときの粒子の広がり方が違うためです。 顔料系色素は大きめの粒子が拡散するように広がるのに対し、染料系色素は砂糖が水に溶けるように 樹脂に溶解して広がります。 試験にあたっては、欧州の自動車メーカーで広く規格として採用されている「DIN75220」の耐光試験の 条件に依拠し、紫外線を約4倍の強度で投射しました。サンプルに300時間、強い紫外線を投射し、 100時間ごとに取り出して評価を行いました。 ※記事の詳細内容は、関連リンクより閲覧いただけます。 詳しくは、お気軽にお問い合わせ下さい。
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デクセリアルズ株式会社は、日本はもちろん、中国をはじめとしたアジア地域や欧米に事業所および販売拠点を持ち、それぞれの市場に合った、お客さまのニーズに応える新しい価値を持つ製品を提供し続けています。 現行製品に新たな技術を付加することで事業の維持・強化を行います。 今後、車載分野、ライフサイエンス分野に果敢に挑戦し、新規事業の着実な育成と拡大を図るとともに、未来を切り拓く技術の開発を推しすすめていきます。 お客さまと世の中に役立つ、どこにもない新たな価値を生み出す企業として、お客さまの価値最大化に努め、信頼されるパートナーとなるために、挑戦し続けてまいります。