VCXに準拠したモバイルフォンカメラの評価
VCX(Valued Camera eXperience)は、スマートフォン、タブレット、コンピューター、ノートブック、ドローンなどのモバイルデバイスのカメラの画質の客観的な評価を専門とする非営利団体です。 消費者が最適なデバイスを選択するにあたり、客観的に評価するための基準、VCXスコアを作成しています。VCXスコアは、カメラの精度とパフォーマンスを比較できるようにすることを目的としています。高いスコアは、消費者にとって優れたカメラ性能を示します。VCXスコアは単なる比較システムではなく、業界がより優れたカメラを開発するための指針となる基準としても機能します。 VCXはオープンで独立した評価機関なので、誰でもVCXの評価規格を入手し、自分たちで評価環境を作ることが可能です。Image Engineering社では、独自で評価環境を構築するための、または、VCX公認のテストラボになるための評価システムを提供しています。 ※各VCXソリューションのセット内容等の詳細は、下記関連リンクより弊社ウェブサイトの『VCX Solutions』製品ページをご参照ください。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【VCX v2020】 2020年にリリースされたVCX v2020 は、カメラの低照度性能・ビデオ品質・自撮りカメラの品質に関するより多くの情報が含まれています。 IE社では、VCX v2020に準拠した2通りのソリューション(VCX v2020-Automated, VCX v2020-Manual)を用意しています。 ・VCX v2020-Automated VCX規格に規定されているすべての画質評価を完全自動化セットアップにて実行できるVCXソリューション ・VCX v2020-Manual VCX規格に規定されているすべての画質評価をラボ内の装置を使用してマニュアルで実行するVCXソリューション 【VCX WebCam 2023】 VCX WebCam 2023 は、VCXフォーラムによってリリースされた最新の規格で、ウェブカメラの画質テストを評価するための最初の国際規格の一つです。テストは、自動露出・ホワイトバランス・ノイズ・空間周波数などのさまざまな指標についてカメラの性能を評価するTrusted lab(信頼できるラボ)での制御された環境で実施されます。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
詳細情報
-
VCX v2020-Automated
-
VCX v2020-Manual
-
VCX WebCam 2023
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
トライオプティクス・ジャパンでは、カメラの画質評価における世界的リーディングカンパニー、ドイツImage Engineering (IE)社の日本総代理店として、 IE社の画質評価用光源・チャート・ソフトウェア等の製品販売から評価ソリューションの提案、計測サービスまで行っています。 IE社は、ISO/TC42やIEEE-P2020(自動車用画質規格の制定を行うワーキンググループ)などの画質に関する国際委員会において規格づくりに参画しており、IE社の数多くの製品・ソリューションが国際規格に準拠しています。 弊社横浜事業所では、暗室環境を備えたラボを設置して、IE社の各種光源・チャート・解析ソフトウェア等のデモ機材を常設しており、国際規格に沿ったカメラの画質性能評価用製品やソリューションのご紹介・ご提案をはじめ、ご購入を検討されているお客様へは、画像の撮影から解析までの一連のデモ測定が可能です。 また、IE社製品を使用した画質性能計測サービスも行っており、車載カメラ・デジタルカメラ・セキュリティーカメラ・医療用内視鏡カメラ等の様々な産業分野のカメラモジュールの画像性能評価項目の測定を実施しています。