セルメットとは? 気孔率98%のユニークな多孔質金属体セルメット
<セルメットの特徴> 1.連続気孔を持つ金属多孔体 セルメットは三角柱状の骨格が3次元に連なった連続気孔となっており、 金属粉末を焼結した多孔体に比べて目詰まりが少なく、圧力損失が小さいという特徴があります。 2.高比表面積 孔径と厚みをコントロールし比表面積の最大化を図ることができます。 ※平板に対し、最大8倍の高比表面積 3.高気孔率(98%) 圧延加工を施しても高気孔率を保ちます。 ・厚みを1/2に圧縮: 気孔率は90%以上 ・厚みを1/10に圧縮: 気孔率は50%以上 ※気孔率とは、物質の全体積に占める空間の体積の割合のことで、空隙率とも言います。 4.切断、プレスなどの加工が容易 金属繊維や多孔質セラミック、金属メッシュと比較して、打抜き加工や 曲げ加工、プレス加工など多彩に加工できます。
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基本情報
セルメットは、その骨格が3次元網目構造の多孔質金属体です。 主力ニッケル(Ni)だけでなく、合金系としてNi-Cr、Ni-Snのラインナップを有し、世界最大の生産能力で電池用を中心に量産しています。 https://sei.co.jp/celmet/ まずはお気軽にご相談頂きますようお願い致します。 お問い合わせ先 平野鋼線株式会社 営業開発部 TEL:047-327-2842 FAX:047-327-2818 Email:info@hirano-steel.com
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用途/実績例
<セルメットの用途例> https://sei.co.jp/celmet/technical/#usage 1.触媒担持体 2.各種フィルター 3.水電解装置の電極材 4.燃料電池の集電体・ガス拡散層 5.電磁波シールド これらユニークな特徴を生かし、電池用途では、活物質の充填性・保持性・ 集電性の向上が見込めハイブリッド自動車用ニッケル水素電池の集電体に 採用され続けています。 また今後、期待される「水素社会」において、定置用や車載用等の燃料電池の 構成部材や水素発生装置の電極材など、新規分野においても幅広い適用が 見込まれており、引き続き、地球環境・エネルギー領域にて大きく貢献していきます。
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当社では、ばね用材料、各種金属材料、エレクトロニクス関連素材や ばね加工関連機材・部品などの販売を行っております。 また、多種多様な線材の加工に対応しており、 線径・⾧さをお客様のご要望に応じ加工致します。