要求の厳しい研究開発および製造技術ラボ用の光学式熱膨張測定計
物質の熱機械的挙動を分析するための光学試験装置に関する20年以上に及ぶ研究開発の成果である『ODP 868」は従来型加熱顕微鏡の限界を超えるサンプル分析を可能にします。多機能性を備えたODP 868は、製造、研究開発と、熱サイクルに関係のある工業プロセスの最適化に適した非常に革新的なツールです。 加熱顕微鏡モードは5Mpix高分解能カメラを使用して、工業用焼成サイクルにおける物質の物理的挙動を分析します。 実用的なMorphometricsによって、分析中にリアルタイムで、ユーザーが選択したさまざまな特性温度とパラメーターを計算し、視覚化します。 ODP 868は幅広い形状とサイズでサンプルを分析でき (例: 3mmサンプルと10mmサンプルを同時に測定)、最大8個のISO標準サイズのサンプルを同時に分析できます。
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基本情報
2個のHiResビデオカメラによる水平膨張計モードにより、長さ30~60mmのサンプルの膨張と収縮の分析が可能。 最高100°C/分の加熱速度で、最大50%の収縮を追跡可能。融解するサンプルに対しては、使い捨て固定プレートがあります。 測定システム全体が温度制御され、ファーナスチャンバーから断熱されています。 垂直膨張計モードには、2個のHiResビデオカメラがあり、ファーナスチャンバーに垂直に置かれた20mm未満のサンプルの膨張と収縮を分析するために使用されます。最大100°C/分の加熱速度で、最大100%の収縮を示す物質の焼成プロセスを追跡できます。ガラス質層の発達は試験結果に干渉しません。なぜなら、その下部のベースがサンプル固定プレートと接触している場合でも、サンプル上部が自由に動くことができるからです。 絶対屈曲測定モードでは、3つのカメラによって、3つの異なるポイントにおけるサンプル位置を同時に測定でき (TAが特許取得済み)、補正曲線を不要にします。 曲げ実験は長さ80~85mmまたは25~30mmのサンプルで測定可能。
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ティー・エイ・インスツルメント・ジャパンはTA Instruments100%出資による日本法人です。 熱分析・レオロジー・マイクロカロリーメーターと力学解析の装置販売、メンテナンスサポート、デモンストレーション測定、技術セミナーを行っており、材料の最新情報を皆様にご提供し、また材料測定の技術開発に取り組んでおります。 【主要取扱装置】 ☆熱分析/示差走査熱量計(DSC)、熱重量測定装置(TGA)、熱重量示差熱分析装置(SDT/TG-DTA)、蒸気吸脱着装置(Q5000SA) ☆粘弾性測定(レオロジー)/回転型レオメーター(DHR・ARES)、動的粘弾性測定装置(RSA・DMA・EF3200)、ゴム試験用キュアメーター(RPA) ☆微小熱量測定(カロリーメーター)/等温滴定熱量計(ITC)、微小熱量測定装置(NanoDSC)、等温熱量測定装置(TAM) ☆熱物性測定装置/熱伝導率測定装置(DTC・FOX)、熱拡散率測定装置(DLF、DXF)熱膨張率測定装置(TMA,DIL)、光学式熱膨張率測定装置(ODP、HM) ☆疲労試験機/ElectroForceシリーズ・BioDynamicシリーズ