音響透過損失と放射音の解析
自動車の排気消音器に代表されるマフラーは、音や流体の通路となるダクトのある一部に設置される消音器(サイレンサー)を指します。このマフラーの騒音源は様々に考えられますが、エンジンからの爆発音やそれに付随する比較的周波数の低い音となることが多いようです。 この低い周波数にも対応させるため、低周波域に共鳴周波数を設計できる拡張(膨張)型、共鳴器型、分岐管、拡張共振型といった音響素子と、広い周波数域や中高周波数域で効果を発揮する干渉型、吸音型、抵抗型の音響素子を組み合わせて設計します。 ・音響透過損失と外部領域への音響伝搬を考慮した連成解析が重要な理由 ・消音性能が高い自動車用マフラーの設計のために 音響設計にご興味のある方は、ぜひご一読ください。 資料無料DL⇒ https://www.idaj.co.jp/whitepaper/0015/form.html
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基本情報
音は意識しなくても聞こえるため、製品の付加価値を決定する重要な要因の一つであるという認識が広まっています。それに呼応するかのように、CADやCAE技術が発展するにつれて音響解析に対するニーズも年々高まってきており、課題解決のため多くの音響解析用ソフトウェアが販売されています。 このようなソフトウェアを導入すればすべての問題が解決するのでしょうか? 実は、導入したソフトウェアを正しく運用するには、高度な経験と技術が必要になります。例えば、様々な部品や材料を音響解析に適したモデルに変換し、そのモデルに用いられるパラメータを測定や実験もしくは推定などによって求め、ソフトウェアに入力しなければなりません。また、解析の検証や製品の現状把握のための検査では、測定や実験が必要になることが多々あり、音響解析を意味のあるものにするためには実験や測定の知識が欠かせません。 IDAJでは、このような音響設計に対して、CAEを中心とした様々な音響エンジニアリングサービスをご用意しています。経験豊富な音響解析のスペシャリストが、皆様の音響にまつわる課題解決をお手伝いします。
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用途/実績例
音響解析を必要とするすべての企業・エンジニアの皆様に、課題をヒアリングした上で、適切なソリューションをご提案申し上げます。 音響設計事例 - 事例1:二重壁のサウンドブリッジの影響 - 事例2:発電機を想定した防音パッケージの遮音性能評価 - 事例3:ユニバーサルミスト(MUM602)の騒音対策事例 ~数値音響解析と音響測定の比較検討例~ - 事例4:マフラーの消音設計 ~音響透過損失と放射音の解析~
企業情報
常に最先端のデジタル・エンジニアリングによるバーチャル・プロダクトおよび協調設計プロセスを構築する技術を我々の範疇としながら、MBD・CAE技術とその周辺技術領域へフォーカスしています。 時代をリードする最先端のSWベンダーとパートナーシップを結び、熱流体解析から構造解析、電磁場解析、音響解析、システムシミュレーション、最適化技術、組込みソフトウェア開発環境、解析利用技術を支えるシミュレーション・プロセス・データ・マネジメント(SPDM)ソリューション等、国内トップレベルのデジタル・エンジニアリング技術で、多様化・複合化するお客様の課題を解決するために必要なエンジニアリング環境をトータルでご提案します。 公式ブログ https://www.idaj.co.jp/blog/ IDAJ Youtube Channel https://www.youtube.com/channel/UCGCd8pB5Lwq_noIoxpgJrrw/featured X https://twitter.com/IDAJ_CAE Facebook https://www.facebook.com/IDAJ.CAE