型寿命も3倍以上!金型を3型作成するよりも大幅なコスト削減につながった事例
従来はガス軟窒化を使用し、10,000ショットにてクラックによる欠損を 起こし廃棄となっており、要因としては熱疲労によるヒートチェックの 発生と鍛造時のたわみによる金属疲労が考えられました。 ニューカナック処理後、16,000ショットにて同じくクラックが発生し欠損、 廃棄となりましたが、ヒートチェックは抑制。 更新型は金型寿命のクラック発生までの操業を避け、8,000ショットで 再処理(残留応力の除去、圧縮応力の付加)を繰り返すことにより長寿命化が 可能となりました。 【従来の悩み】 ■クラックの発生 ■ヒートチェックの発生 ■金属疲労 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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基本情報
【処理効果(表面硬さの向上による)】 ■ニューカナック処理後、16,000ショットにて同じくクラックが発生し欠損、廃棄となった (ヒートチェックは抑制) ■更新型は金型寿命のクラック発生までの操業を避け、8,000ショットで再処理(残留応力の除去、 圧縮応力の付加)を繰り返すことにより長寿命化が可能となった ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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カナック処理は独自の製法によるガス窒化処理です。 500℃前後の加熱雰囲気中に数時間保持し、鋼表面より窒素を拡散浸透させ金属元素と反応により硬化層を形成します。 一般的な窒化処理と異なり、表面近傍は脆弱な窒化鉄の化合物は極めて少なく、高い圧縮残留応力となだらかな硬さ分布がカナック処理の特長です。