食品分野でも広く利用されているTD-NMR「minispec」の特徴や性能、応用例を詳しくご紹介します。
ベンチトップ型 時間領域核磁気共鳴(TD-NMR)装置「minispec」は、緩和時間を観測する磁気共鳴装置であり、主にプロトンを測定観測しておりますが、オプションでフッ素などの観測も可能です。非破壊の測定をおこなうため、品質管理や品質保証などで広く用いられています。 緩和時間の違いから添加物、架橋度などの定量が可能で、物性の変化や相転移の変化をモニターすることが可能です。また、拡散係数を求めたり、水や油の粒径分布を求めることができます。 「TD-NMR の食品分野への応用」では、TD-NMR装置 minispecの特徴や性能をはじめ、各分野における応用例、オプション、シリーズ製品のラインアップをご紹介しております。応用例としてSFC(固相油含有量)の測定、水分・油分量の測定、水分・油分量測定プロトコールおよび精度測定などを掲載しております。 詳しくはお問い合わせください。
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基本情報
【掲載内容】 ○時間領域核磁気共鳴(TD-NMR)法とは? ○minispec の特徴 ○食品分野への応用 ○SFC測定 ○水分/油分量の測定 ○水分/油分量測定プロトコールおよび精度 ○拡散係数/粒径分布の観測 ○スナック食品解析 ○オプション/設置環境 ○最先端の技術を搭載したTD-NMR ●詳しくはお問い合わせください。
価格情報
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納期
用途/実績例
【用途】 ○時間領域核磁気共鳴装置として。 【応用例】 ○重合速度/架橋度の測定 ○ABSポリマー中のブタジエンの定量 ○スピンフィニッシュ ○フッ素核の観察 ○その他のアプリケーション [食品関係] →油脂中の固相油量の決定 →チョコレート、ナッツなどの食品中の水分、油量の決定 等 [化学関係] →ポリマー内の添加剤の決定 →ポリマーの結晶化度の決定 等 [医療、薬学関係] →歯磨き粉中のフッ素量の測定 →T1、T2の測定 他 [研究・開発関係] →T1、T1p、T2の測定 →ソリッドエコー法 等 ●詳しくはお問い合わせください。
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ブルカー・バイオスピン・グループは、世界トップクラスの核磁気共鳴(NMR)および電子常磁性共鳴(EPR)スペクトロメーターなど、磁気共鳴技術をベースにした機器の設計、製造、販売を行っています。 また、磁気共鳴イメージング(MRI)、ポジトロン断層法(PET)、単一光子放射型コンピュータ断層法(SPECT)、コンピュータ断層法(CT)、磁性粒子イメージング(MPI)技術を用いた、単一および複数のモードを持つ前臨床イメージングシステムも開発しています。 ブルカー・バイオスピン社は、学術研究機関や政府機関、産業界、製薬会社の顧客に対して、特定の分子の構造、ダイナミクス、機能を決定するNMRのユニークな能力の恩恵を提供しています。 特に、構造プロテオミクス、創薬、製薬・バイオテクノロジー研究・生産、食品・材料科学分野での応用が期待されています。