LC/MS用脱塩チューブ“ソルナックチューブ”を使用!ヌクレオチドのイオン化抑制を低減
極性が高い核酸及びヌクレオチドを逆相分配クロマトグラフィーにより 分析する際、イオン種を溶離液中に添加することでイオン結合により 中性のイオン対を形成して保持を向上させることがあります。 核酸分析の場合は、イオン対形成用の塩基性移動相としてトリエチルアミン (TEA)を用いることが一般的ですが、TEAは塩基性度が高すぎるために、 正イオンで検出する場合、イオン化抑制を起こすと考えられます。 今回は、試料としてアデニル酸(AMP)等を使用して、ソルナックチューブで 溶離液中のTEAを除去して正イオン測定を行いました。 条件や分析結果の詳細は、カタログをダウンロードしてご覧ください。 【LC条件(一部)】 ■装置:Waters UPLC H Class ■流量:0.3 ml/min ■試料:AMP, ADP, ATP 各 50μM 溶液 ■注入量:10 μL ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【MS条件(一部)】 ■装置:Waters SYNAPT ■イオン化法:ESI Pos. ■ニードル電圧:4 kV ■コーン電圧:50 V ■脱溶媒温度:450℃ ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
納期
用途/実績例
※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社では、イメージング質量分析や液体クロマトグラフィー質量分析に関する独自の高い技術力を駆使した受託事業を展開しております。 浜松医科大学発ベンチャーとして、細胞分子解剖講座で永年培ってきた、 IMSに関する独自の技術と、LC/MS分析士五段、長年の質量分における 豊富な経験を生かし、質の高い質量分析データを提供します。