365日24時間天候・環境に左右されることなくケーブルの温度・応力負荷・埋設深度を一挙に監視。 欧州では積極的導入中!
近年再生エネルギーを用いた発電事業が活発化する中、洋上風力発電設備の導入も急速に進んでいます。 発電設備は平均して20~30年の稼働を前提としている中で、毎年・常時のメンテナンスが非常に重要です。 その中でも海底に埋設される電力ケーブルは常時監視の手法が限られ、またそれが十全ではない場合があります。 弊社で取り扱う光ファイバ型情報システムは対象のケーブルに付帯される通信用のファイバーを用いることで、既設設備であっても追加のセンサーをケーブルに取り付けることなく常時監視システムを構築することが可能です。 光ファイバーから得られる情報を基に、ケーブルの埋設深度管理・温度情報管理・応力負荷情報・電線への負荷情報などを提供し、ケーブルの健全性と長寿命化に寄与します。 また、光ファイバから距離情報も得ることが可能なため、異常発生時には異常個所を高い精度で検出可能です。 これは従来ROVで異常個所を確認する際の時間を短縮することも可能です。
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基本情報
システム構成要件 計測器 温度情報:DTS(Distributed Temperature Sensor) 応力情報:DAS(Distributed Acroustic Sensor) 監視ソフトウェア グラフィックソフト:Smart Vision 熱量評価ソフト:RTTR(Real Time Thermal Rating) 埋設深度管理ソフト:Dobs(Depth of Burial) センサー シングルモードファイバー使用 (既設電力ケーブル付帯の通信用ファイバーを利用)
価格情報
対象ケーブルの総長により異なります。 詳細は弊社までお問い合わせください。
納期
用途/実績例
海底電力ケーブル状態監視 ・全体の温度情報監視 ・全体の物理的ケーブル負荷監視 ・全体の熱量負荷監視及び劣化監視 ・ケーブルの埋設深度監視
企業情報
当社は光ファイバ温度監視・火災検知システムのリーディングカンパニーです。 電力ケーブルやプラント設備の温度監視をはじめ、トンネル火災検知、地熱測定、河川・海洋の水温計測、パイプラインの温度監視など、様々な分野への納入実績を通じて培った豊富な技術力を活かし、お客様に最適で安全なシステムをご提供いたします。 近年では大手電力会社向けの設備温度監視システムや海外の地下鉄における路線の火災検知システムなどを導入致しました。 また、各研究機関や企業と協力し特殊なセンサーなどを開発しております。 お客様の必要に応じて特殊なセンサの開発も行っておりますのでご要望がありましたらお気軽にお尋ねください。 その他調査・計測などの業務も行っております。 お急ぎの場合やお問い合わせに対して返信がない場合はお手数ですが弊社ホームページからお問い合わせをお願い致します。