内蔵した油圧機構により強力な保持力で高負荷をがっちりキープ!重量物ワークや大型ワークを加工する際のサポート部品
機械加工時のワークのビビリや歪みを抑えるためにサポーターを使いますが、重切削など負荷が高い場合は保持力が問題になります。高負荷に耐えられるよう治具に油圧配管を施すのは一つの手段ですが、回路設計の手間や配置換えの制限が発生するなど簡単に実施できるものではありません。 ハイドロナチュラルサポーターは、本体に油圧機構を内蔵することで許容保持力20kNを実現。治具設計に自由度を与えます。内蔵スプリングによってワークと密着するため、誰でも簡単に調整・操作が可能で軸ブレもありません。 【ナチュラルサポーターとは】 加工対象物(ワーク)の下に設置して、加工中のビビリを防止する製品です。内蔵スプリングによりシャフトを持ち上げる力が発生し、シャフトは常にワークと密着した状態です。ワークの重みでシャフトの高さは自動的に決まり、シャフトをロックすることで、加工中のビビリを防止します。 【特長】 ■内蔵型の油圧機構により、油圧配管や回路設計が不要 ■20kNの強力な保持力を発揮 ■誰が操作しても同じ保持力を得られる ■シャフト部の倒れなし ■シャフト先端に用途に応じたアクセサリーが取付可能
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基本情報
シャフトをロックするには、本体ボディのロックネジが止まるまでねじ込むだけの簡単操作。誰が操作しても同じ保持力が得られます。 また油圧配管や回路設計が不要で、治具の設計・製作に手間を取らず、配置換えも容易に行えます。
価格帯
納期
用途/実績例
重量物ワークや大型ワークを加工する際のサポートなど
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当社は1961年の創立以来、産業界の「生産性向上」「付加価値向上」に貢献することを目的に、産業機械用の標準機械部品、標準治具などの多くの機械要素部品を、自社製品のみならず海外提携先メーカーの製品も含めた幅広いラインアップで提供してまいりました。その結果、今日においては、機械要素部品、治具・クランプ製品のリーディングカンパニーとして、産業界の皆様の厚い信頼をいただくに至っております。 また、近年においては、標準機械部品、治具・クランプ製品などの開発で培った技術とノウハウを活かして、自動化・省人化機器、高精度位置決め機器、ロボット周辺機器などの開発に取り組み、ますますその製品領域を広げております。 さらに、2012年に製造販売を開始した、当社独自のボルトに替わる締結部品であるワンタッチ着脱シリーズは、お客様の多様なニーズに対応して、毎年ラインアップを拡充しており、装置の段取り替えに伴うアタッチメントの着脱や治具の交換を、工具を使わずにワンタッチで行える製品として、幅広い業種のお客様から大変ご好評をいただいております。