Csa DNAポリメラーゼはLAMP法に使用できる酵素です。LAMP法は標的DNAまたはRNAを短時間で増幅・検出する技術です。
本品は、5’→ 3’DNA ポリメラーゼ活性と鎖置換活性を有し、鋳型となる二本鎖DNA の水素結合を自ら解離しつつ、新しいDNA 鎖を合成する酵素です。耐熱性鎖置換型DNA ポリメラーゼは、その特性から二本鎖DNA の解離を必要としないため、一定温度でのDNA 合成が可能であり、またDNA の二次構造による合成阻害を受けません。 【特長】 ■5’→ 3’DNA ポリメラーゼ活性および鎖置換活性を有する ■一定温度でのDNA合成が可能 ■GC含量が高いDNA鎖の合成に適している ■DNAの二次構造による阻害を受けない 【至適反応温度】 60°C ~ 70°C 【失活時間】*1 85°C、5 分間 *1 酵素原液をそのまま直接熱変性した場合の失活温度 【用途】 鎖置換活性を利用したアプリケーション(等温遺伝子増幅法など)
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基本情報
【製品内容】 ■容量:1,600 units ■構成品: Cst DNA Polymerase(8 units/μl) 200 μl x 1 10 × Csa Reaction Buffer(80 mmol/l Mg2+) 500 μl x 1 ■保存:-20°C
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途/実績例
【用途】 ■鎖置換活性を利用したアプリケーション 例: LAMP(Loop-mediated isothermal amplification)法など ※詳しくは関連リンクをご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(3)
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当社は、バイオテクノロジーを活用した製品開発型企業です。 得意とする遺伝子と抗体の技術で、体外診断用医薬品(妊娠診断薬、排卵検査薬等)、 環境、食品、動植物病等の検査診断薬、遺伝子工学研究用試薬の開発、製造を行っています。 ヒトおよび動物用の製造業登録,製造販売業許可を保持しており、体外診断用医薬品の製造では30年以上の実績があります。 また、個別化医療にも取り組んでおり、遺伝子多型解析や遺伝子発現解析を用いて、診断薬の研究開発を進めています。