トレイの共用化設計で、金型コストと管理工数を最小化!
真空成形トレイを導入することで、製品不具合の課題を解決した事例をご紹介します。 導入前は、製品をコンテナ内に直置きし、重ねて長期保管していたことで製品が変形する不具合発生が悩みとなっていました。 また、コンテナに製品が固定されていないために移動中に製品が動いてしまい、キズ付きなどの不具合品の発生がありました。 同様の製品が複数種類あり、製品ごとの保管でスペースがとられていることに課題感がありました。 真空成形トレイの導入で直置き解消を実現。コンテナ内で製品が固定され、保管・輸送時のキズや変形といった不具合が無くなりました。 複数種類ある製品の特徴的な形状を組み合わせ、1つの形状のトレイで併用できるようにしました。左右対象の製品も含めて8種類の製品を収納できる共用トレイになりました。 【導入ポイント】 1.コンテナ内の直置きから真空成形トレイに保管方法を変更することで、箱と製品の摩擦によるキズ、箱内の汚れが製品に付着する不具合を防ぎます。 2.兼用トレイを用いることで、異なる形状で収納箱に段積みできなかった製品も積み重ねておくことができ、保管効率UPや輸送の積載効率化につながります。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
材質:PET 0.8mm厚 特徴:真空成形のリブ構造部を、複数種の製品で共通する形状部に当てることで、 1種類の真空成形トレイで全ての製品固定を実現している。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
~ 1ヶ月
用途/実績例
【製造ラインにおいてこのようなお悩みを抱えていませんか?】 ■製品の直置きにより、輸送/保管時に製品不具合(傷や変形など)が発生している。 ■製品の種類が多く、トレイの集約化を検討したい。
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
創業から80年、物流支援など多方向からお客様の企業に入り込み支援させていただいた上で、お客様の声を取り入れ模索し続けた結果、真空成形が一番効率的にお客様のモノづくりを支援できると思いました。 現状モノづくりにおいてプラスチック製品の取り入れに踏み切れていないハードルとして『コスト・品質・提案』の3つが課題だと捉えています。 弊社は国内はもちろん、ベトナムにも製造拠点を有しています。 低コストを実現するために、ベトナムでの金型製造を主としておりコストの壁を最大限に低くし、試作や製造に臨むことが実現しています。