RO法の2倍以上の高濃度を実現する膜濃縮法!非加熱で省エネルギー!
極性有機溶媒(NMP、DMF、DMSO、DMACなど)、無機・有機塩の水溶液を濃縮できる省エネルギーシステムです。 BC膜濃縮システムにより溶媒を濃縮することで、後段の蒸留設備の燃料の削減・負荷軽減が見込まれます。これまで廃棄されていた希薄な溶媒を濃縮、回収することで回収量(回収率)が向上します。 サーキュラーエコノミーに貢献します。 レンタル可能なラボ試験機とベンチ試験機をご用意しています。 【特長】 ・RO法の2倍以上の高濃度に塩分を濃縮※1 ・蒸発法に比べエネルギー消費を50%以上削減※2 ・非加熱のため溶媒の熱変性を抑制 ・FOでのドローソリューションは不要 【用途例】 ・極性有機溶媒の濃縮・回収 ・化学物質の濃縮・回収 ・廃リチウムイオン電池からのリチウム回収 ・排水中の有価物の濃縮・回収 ・海水濃縮による製塩 ※1RO法、BC法とも7MPaの運転圧力で食塩水を濃縮する場合 ※2食塩水6.7wt%(70g/L)を21.6wt%(250g/L)に濃縮する場合、機械式蒸気圧縮法(MVC)における蒸発量m3あたりのエネルギー消費量24kWhとの比較による
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基本情報
1.濃縮対象 :極性有機溶媒、無機・有機塩の水溶液 2.流 量 :供給水 60kg/h~100t/h 3.濃縮条件 :供給水 数% 濃縮水 10%~30% (濃縮対象の成分によります) G0325
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大気と水の浄化に貢献するVOC処理装置で40年、世界の水不足解決に貢献する逆浸透膜で40年。 環境と水問題に取り組む東洋紡が新たにBC膜濃縮装置を開発しました! 【適用の可能性のある分野】 ・リチウムなどの水溶液中の有価物の回収 ・非加熱濃縮処理による新たな製品開発 ・製塩など熱エネルギーを使う製造工程の省エネルギー ・無排水化(ZLD)による環境負荷の低減 ・その他溶液濃縮プロセスの改善、効率化、経費削減、新機能付加等