印刷線数は1000線相当。原画が持つ魅力を余すところなく再現できます
当社のフラッグシップとも言える「燦(サン)・エクセル・アート(印刷の8K)」は、サンエムカラーが美術印刷のために開発した独自の超高精細印刷技術です。 4色印刷でありながら、通常のオフセット印刷では得られない圧倒的な精細さと色鮮やかさを実現し、画像本来の魅力を余すところなく再現できます。 特に作品の美しさや再現性が求められる、展覧会図録や写真集などの印刷物で多く採用されています。 一般的なオフセット印刷のスクリーン線数(きめ細かさ)は175lpi。一般的な高精細印刷でも280lpi相当とされるのに比べ、燦・エクセル・アートは1000lpi相当の細かさを実現しました。それもあって、燦・エクセル・アートは「1000線」という愛称で親しまれています。 肉眼では見えないほどの微細なドットで印刷するため、通常の印刷では描ききれないディテールまで精密に再現することができます。 【特長】 ■細部の精細な表現が可能 ■彩度の高い表現が必要な印刷に好適 ■商標登録された当社独自の技術
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基本情報
一般的な網点の大きさでは、網点同士が重なる面積が多くなり、色が混ざってしまいます。 燦・エクセル・アートは微細なドットにインキを細かく盛ることで、色の混ざりや網点の潰れが起きにくいのが特徴です。高濃度によるダイナミックレンジの広さと、色の豊かさが相まって、通常の印刷では得られない立体感と精細さを持つ表現が可能です。
価格情報
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納期
用途/実績例
『燦・エクセル・アート(印刷の8K)』は、高精細な印刷を求められるアートブックや写真集で多数活用されています。
詳細情報
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浅田政志『浅田家』 映画化もされた写真家・浅田政志のベストセラー写真集『浅田家』。写真家本人を含めた4人家族が、さまざまなシチュエーションになりきったユーモラスな記念写真の数々を、色彩鮮やかに表現しています。 美術印刷にこだわるサンエムカラーならではの超高濃度・高精細オフセット印刷で刷り上げました。
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ダムタイプ『第59 回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展 日本館 公式図録』 アートコレクティブの先駆的存在、ダムタイプと坂本龍一による協働の全貌を収録。 1984年の結成より、35年にわたって世界のアートシーンで活動する「ダムタイプ」は、常に社会を取り巻く環境をリアルに反映しながら、新たな表現を探求し続けています。2022年の第59回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展にて日本館代表として参加し、本書はその展示内容を掲載した公式図録です。 同展で展示されたインスタレーション「2022」は、ダムタイプが、坂本龍一をメンバーに迎えて制作した新作です。四方に設置されたデバイスからレーザー及び音により、シンプルで普遍的な問いが鑑賞者に投げかけられます。 本書では、展示風景とともに、この制作プロセスについて、坂本とダムタイプメンバー高谷史郎が語った対談を掲載。さらに、キュレーターのダミアン・レンティーニによるダムタイプの全活動を丁寧に分析した論考、日本館展示のレビュー、そして過去の全活動を網羅した年表も収録した、資料性の高い1冊です。
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近藤康平『ここは知らないけれど、 知っている場所』 キャンバスに広がる絵の具に浮かぶ森、海、風―――偶然が生み出す模様に見出された必然の物語。特別寄稿:文月悠光(詩人)。NakamuraEmi、コトリンゴ、坂本美雨、白井良明(ムーンライダーズ)、Schroeder-Headz、中村佳穂、オオヤユウスケ(Polaris)、奇妙礼太郎、成山剛(sleepy.ab)ほか、多数の音楽家らとの共演で観客を魅了するライブペインティングパフォーマー近藤康平、待望の初作品集。表紙はオリジナル額縁装(箔押し・ドイツ装)。付録のプレミアムシートで4つの表紙絵が楽しめる。お部屋に飾れる画集です。 初回1500部限定特装版。
企業情報
当社は、印刷を通して文化・芸術に貢献することを使命として、 常に技術力を研鑽し、文化財のレプリカ、写真集、展覧会図録などの 高品位な印刷を手がけてきました。 ものづくりにとことんまでこだわる姿勢が評価され、多くの写真家や デザイナーの皆さまから信頼をいただいております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。