RIPT(リプト)法に基づいた革新的過渡吸収分光システム
picoTASは新技術RIPT(リプト)法 (Randomly Interleaved Pulse Train Method) により、従来法では測定が難しかった 1 ナノ秒から 20 ナノ秒の「空白時間帯」を含む 100 ps ~ ms の時間帯の過渡吸収測定を可能にしました。さらに発光の影響を差し引くことができるため、発光性、非発光性試料を問わず、これまで観測できなかった反応系の過渡吸収信号を観測できます。picoTASは、基礎から応用にわたり新たな光化学研究の道を開きます。
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基本情報
<特長> ・空白時間帯(1ns~20ns)を完全にカバー ・100 ピコ秒からミリ秒の過渡吸収測定 ・可視~近赤外の広い測定波長領域 ・蛍光除去を解決 ・コンパクト設計、光学ベンチ不要(-ns モデル) ・お手持ちのパルスレーザーにも対応可能
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納期
用途/実績例
<アプリケーション> ・励起一重項/励起三重項の過渡吸収スペクトルの観測 ・項間交差速度の算出 ・電子移動、電荷分離ダイナミクスの追跡 ・エキシマー生成や分子間反応の観測とその速度定数の導出 ・人工光合成、人工太陽電池、有機EL などの反応機構の解析
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ユニソクは、ユニークな測定機器のクリエーターをめざして1974年に発足しました。主に超高真空型の走査型プローブ顕微鏡(SPM)を自社開発し大学、公的機関、及び民間企業や研究所に販売しているメーカーです。長年に渡って高速分光測定装置や走査型トンネル顕微鏡等、先端的な測定機器の開発、製品化を行い国内及び海外の大学や研究機関に納入し、その技術内容は基礎研究分野の研究者から高い評価を得ております。近年、走査型プローブ顕微鏡は、特に試料表面の原子レベルでの観測手段として、近年、著しく高性能化、多機能化が進んでいます。その用途も主に物理学分野から化学、バイオ関連分野に広がりつつあり、まさにナノテクノロジー、ナノサイエンスに欠かせないツールだと言えます。