小型・軽量・高分解能な常温で使用可能なガンマ線用の半導体検出器 放射性薬剤の品質検査、原子核物理研究、廃炉などに
GR1は10x10x10mmの大容積CdZnTe半導体検出器を使用したガンマ線用の検出器です。 約25x25x63mm(60g)と小型軽量ですが、4kchのMCAまで内蔵したコンプリート・ガンマ線スペクトロメータです。 一般的なNaI(Tl)シンチレーション検出器のエネルギー分解能(FWHM)は7%程度ですがGR1は2.5%以下の高いエネルギー識別能力を持ちます。(662kevにて) また、Ge半導体検出器のように液体窒素温度付近まで冷却する必要がありませんのでいつでも直ぐに使用可能でランニングコストもかかりません。 取り扱いはGR1とPC(Windows10以上)を市販のUSBケーブルで接続するだけで直ぐに測定を開始できます。基本的な制御プログラムは無償にて提供されます。 GR1は凡そ1mSv/hrの高線量率下でも優れたエネルギー分解能でスペクトル測定可能です。
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基本情報
【機器性能】 サイズ:約25x25x63mm 重量 :約60グラム 測定エネルギー範囲:30 kev – 3000kev (0.03 Mev – 3Mev) エネルギー分解能 :≦2.5%(約17kev) (Cs137 662kevにて) 結晶 :10mmx10mmx10mm CdZnTe 冷却 :室温で使用 潮解性:なし インターフェイス:USB 輸入・販売元 仁木工芸株式会社 niki_sales@nikiglass.com
価格帯
100万円 ~ 500万円
納期
用途/実績例
・原子核物理分野 ・加速器関連 ・廃炉関連 ・核セキュリティー関連 ・RI品質管理 ・環境測定 ・保健物理関係 ・教育用途
詳細情報
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GR1本体写真
ラインアップ(5)
型番 | 概要 |
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GR1+ | FWHM 2.0%以下の高分解能タイプ(662kevにて) |
GR1A | アナログ出力付 FWHM 2.5%以下(662kevにて) 他の測定系と併用される場合に便利です。 |
GR1A+ | GR1Aの高分解能バージョン FWHM 2%以下(662kevにて) |
GR05 | 5x5x5mm CdZnTe半導体検出器 FWHM 2.5%以下(662kevにて) |
GR05+ | GR05の高分解能タイプ FWHM 2%以下(662kevにて) |
カタログ(3)
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仁木工芸(株)は、放射線計測装置、X線非破壊検査装置、ゴニオメータ、X線光学機器の他にも冷凍機、バイオサンプル保冷庫など様々な製品の輸入、販売を行っています。