試験の自動化に焦点をあて、弊社の実績をご紹介します。
私たちの身の回りにある製品は市場に出るまでに、安全や品質の保証を確保するため様々な試験を行っています。そこでデータと値を評価する試験機が必要になりますが、多くの試験は連続して行うため自動化が必要になります。 弊社は測定器・計測器メーカーと協同し、試験機の設計製作に携わってきました。 ここでは試験の自動化に焦点をあて、弊社の実績をご紹介します。
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基本情報
◆試験の自動化による効果とは? 連続して試験を行う場合には、試験の自動化を行うことが効果的です。例えば次のような効果が期待できます。 ・再現性の確保 人手による作業では、疲労や集中力の低下によってミスやバラつきが生じる可能性があります。自動化により、一貫性のある試験結果を維持することができます。 ・試験の効率化 人手による作業では、準備や設定、操作に一定の時間が掛かります。 効率低下の要因には、ひとつずつの工程に慎重になりすぎるといった作業者の特性によるものもあります。 一連の流れを自動化することで、試験にかかる時間を短縮することができます。 自動化が普及する背景には、作業の均一化が可能になることで結果的に品質向上が期待できるためといえます。
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用途/実績例
・ガラスの耐衝撃性能試験機 自動車や建材などに使われるガラスは安全性の確保が必要です。そのために必要な粘着性や強度を保持しているか、鋼球を所定の位置から落とし試験する装置があります。 このケースでは、既設の試験機の制御関連の更新を行い、より効率的な試験を実現しました。 ・特殊鋼向け試験機 トランスやモーターに使われる特殊鋼の試験には、規格に準拠しているか評価するためのいくつかの方法があります。試験機を設置するには、ユーザーの設備周辺環境に合わせる必要があります。 このケースでは、測定器が自動投入の際に正常に測定できるよう、搬送位置決めのシステムを設計製作しました。ハンドリングロボットを使用して効率を高める提案が採用されました。 ・チェーン摩耗試験機 様々な産業分野の駆動部や搬送システムに使用されるローラーチェーンは、強度と耐摩耗の保証が重要です。摩耗については、摩耗量を試験する装置で評価します。 このケースでは、連続運転しながらモニタリングとデータ記録ができるよう設計製作を行い、大型のため安全性確保や操作性向上に配慮しました。また、構成を工夫することで省スペースを実現しました。
企業情報
***************************** 1926年創業以来、エンジニアリング事業・OEM事業・大型機械加工事業を中心にものづくりの実績を積み上げ、 幅広い業界のお客様のご要望にお応えしてきました。 “ナカサクに頼めばなんとかなる!”ユーザーの皆様に心から思っていただけるよう、 ひとつひとつの仕事に全力で取り組んでまいります。 下記URLから弊社納入実績をご覧ください。 https://nakasaku.jp/works 国内拠点/主要事業********************* 【本社・湖南工場】滋賀県湖南市高松町1番地/エンジニアリング事業、大型機械加工事業 【尼崎工場】兵庫県尼崎市金楽寺町1丁目3番20号/OEM事業 【尼崎第2工場】兵庫県尼崎市西長洲町1丁目6番26号/OEM事業 【松阪工場】三重県松阪市朝田町字七見60-1番地/エンジニアリング事業