エンボス 加工・デボス 加工はお菓子や化粧品の紙器パッケージ、名刺、メッセージカードなどあらゆるところに使用されています。
ツジカワの考えるエンボス 加工・デボス 加工のメリット・デメリット エンボス加工・デボス加工はお菓子やお酒、化粧品の紙パッケージ、貼箱、名刺、メッセージカード、本の装丁など、至るところに使用されています。 そんなエンボス・デボス加工の魅力とは何でしょうか? エンボス加工・デボス加工のメリット ●立体感を演出することができる ●高級感や特別感を強調できる ●革や布のような異素材の質感を紙に与えられる ●点字を表現できる ●環境負荷が少ない エンボス加工・デボス加工のデメリット ●(単体では)視認性・可読性に欠ける ●細い文字や小さな絵柄は反映できない ●コストがかかる
この製品へのお問い合わせ
関連動画
基本情報
版の詳細スペックはツジカワHP技術紹介ページでご確認ください。 版をご依頼の際は絵柄データだけではなく、紙厚・紙の種類を教えていただけると、より最適な仕様で版を製作することができます。 エンボス・デボス加工は紙との相性、型のクリアランス、機械のセッティング等々いろいろな要素が絡み合うので、今後どんどんマニアックに彫り下げて行きたいと思います!
価格情報
納期
用途/実績例
詳細情報
-
エンボス 加工とは エンボス加工とは用紙を版の形に浮き出す加工です。 浮き出し加工とも呼ばれます。 金属版と樹脂版を使用して、 紙を挟み込むことで絵柄を浮きあげます。 逆向き(文字が読めない向き)の金属製凹版を上にとりつけ、正向き(文字が読める向き)の凸版(樹脂版)を下に取り付けます。
-
デボス 加工とは デボス加工は用紙を版の形に凹ませる加工です。 「型押し」とも呼ばれます。 金属版と樹脂版を使用して用紙を挟み込んで版の形に押し込みます。 逆向きの凸版(金属版)を上にとりつけ、正向きの凹版(樹脂版)を下に取り付けます。 下に取り付ける樹脂の凹版は、使用されないこともあります。 受け版を使用せずに絵柄を押し込む場合は「空押し(からおし)」と呼ばれます。
-
【腐食版+樹脂版】 金属腐食版とナイロン版と呼ばれる樹脂版の組み合わせです。 一般的なエンボス(浮き出し)、デボス(型押し)加工に使用されます。 同一高さの凹凸が作成可能で、コストが低く短納期に対応可能です。
-
彫刻版+ニュークリアダイ(型取成型雄版)】 彫刻版は機械で彫られた版です。ニュークリアダイは写真右の樹脂版のことです。ナイロン版とは違い、腐食で製作するのではなく、元型に樹脂を流し込んで成形するタイプの樹脂版です。腐食版と比較すると下記のような違いがあります。 ●凹凸表現の指定が可能 ●3Dモデルデータの確認が可能 ●スケッチからのデータ作成が可能写真やイラストからデータの作成が可能 ●異素材感の表現が可能 このように表現の幅が非常に広がるのが彫刻エンボス版の大きなメリットと言えます。
-
【彫刻版+彫刻版】 彫刻凸版と彫刻凹版の組み合わせも可能です。 彫刻版とニュークリアダイの組み合わせと同じく複雑な凹凸表現、3Dモデルデータの確認、質感の付与などが可能です。彫刻深度を自在に変えられるため、ニュークリアダイよりもより高低差があるエンボス加工が可能です。しかし、ニュークリアダイに比べると金属版はクッション性が低いため、紙によっては破れが生じることがあります。 ある程度の厚みがあり、伸びやすい紙へのエンボス・デボスに最適です。
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
創業から100年の時を経て、ツジカワのコア技術である『彫刻』は現在、『飾る技術』『切る技術』『形づくる技術』へと進化を遂げました。 この3つの技術は化粧品・トイレタリー、食品、家電用品、日用品、文など様々な製品に使用されており、ツジカワの技術の成果が生活のあらゆる場面に垣間見えます。創業当時の鏨(タガネ)と槌(ツチ)による伝統の手彫り彫刻を大切にしながら、より様々な製品に対応するために彫刻機やマシニングセンタなどの機械による金属彫刻加工、3Dプリンターや5軸加工機を活用した彫刻造形への挑戦を続けています。この100年伝承されてきた職人技術と最先端テクノロジーを融合させた彫刻技術がツジカワの強みです。 私たちが培ってきた技術は日本だけでなく、世界中の人々の役にも立っています。ツジカワでは近年のグローバル化に伴い、中国、タイ、インドネシア、インド、ベトナムの5ヶ国に進出。日系企業をはじめ、現地のお客様にもツジカワの彫刻技術による高品質な製品を提供しております。 これからの100年も「彫刻技術で世の中を美しく快適にし、人々の心と暮らしを豊かにすること」を使命として、進化と挑戦を行ってまいります。