パレタイズ・デパレタイズロボットでの活用に向けてトヨタ自動車株式会社での評価をスタート
通い箱(プラスチックコンテナ)をハンドリングするロボットハンド(柔軟指)を開発しました。パレタイズ・デパレタイズロボットでの活用を想定しています。 この柔軟指は、ラティス構造と呼ばれる立体の格子構造で構成されており、3Dプリンタでしか造形できない複雑形状をしています。この構造によって耐久性をそのままに「やわらかさ」を実現し、複雑な箱の形状にならい安定した把持が可能となります。 通い箱の荷積み・荷下ろしを自動化するロボットでの活用に向けて、トヨタ自動車株式会社モノづくりエンジニアリング部での評価をスタートしています。これまで、様々な規格・形状の通い箱が混載されている状況下では、「箱を安定して把持できない」ことや「箱が割れてしまう」ことがあり自動化が困難でした。これを解決するために、ラティス構造の柔軟指を使っていただいています。