サーボプレスを使いロボットで動かしながら多くのポイントが圧入可能な装置を製作しました。
「複数のポイントを1台で圧入したい。」 というテーマを頂きました。 自動化を進めていくテーマの一つに工程の集約化があります。 EV製品など進めていくとコンパクト化も求められることもあります。 今回は、複数の圧入ポイントの必要もあり 通常であれば、1か所圧入する毎に圧入したい箇所に製品を動かす装置になるところ、逆に圧入動力であるサーボプレスをロボットが持ちながらの装置が必要となりました。 この方法は荷重によりロボット側のエラーが頻発するため調整が難しく、ロボットメーカーと相談してもNGのケースが多いのですが、 当社の今までの圧入技術による治具側の開発と、様々な自動化を手掛けたロボット側の制御の技術を上手く合わせた装置が完成しました。 今回の荷重(サーボプレス):30kN仕様
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基本情報
【圧入のポイント】 ■複数の圧入ポイントに対応可能な治具 ■ロボットと連動させた圧入 ■複数の製品種類にも1台で対応 当社の圧入試験装置で事前に必要圧入荷重も分かります。 ※お気軽にお問い合わせ下さい。
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当社開発の圧入荷重試験装置です。 今回はユーザー様の必要荷重が分からないところから始まりましたので、 複数製品の荷重を計測し、装置に反映しました。
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圧入や試験・計測装置、またロボットも含めた専用機設計製作メーカーです。 圧入については、試作段階においても、荷重など数値面でも提案できる試験装置を自社開発し、仕様や設計上の問題点を含めた様々な相談を承っております。 「お客様の課題や悩み」を解決しながら提案を行う、ことを念頭に 数年前から圧入機や検査装置などでも自動化の要望があり、 例えば、 ・圧入装置への投入や取出し(箱詰め)を含めた装置 ・製品の全ての方向からの検査(目視検査の自動化) などにもより精密に応えるべく、ロボットを自社導入し、搬送の役割だけではなく、作業自体を変われるどうか検証や提案にまで発展させております。 これまでの実績を生かし、他では断られた案件でも、固定観念にとらわれず、まずは挑戦する姿勢で、全国から様々な相談を受けております。 「ある時はロボットで、ある時はロボット無し」で、長所短所も理解した実績からお客様に合ったフレキシブルな提案を目指します。 2022年、今までの金属加工では、複数の製品の対応や重量制限により断念した新たな治具に挑戦すべく、3Dプリンタを導入しました。