溶解炉のバッチを大容量化、大電力のIGBT電源を導入し、生産効率を大幅に向上。
■電気炉の省エネ化を実現する高周波誘導炉 高効率誘導炉に省エネ・電源技術を集結した高周波誘導炉 F-MELT100Gは、電気炉の省エネ化、工業炉のカーボンニュートラル化に貢献します。 また、IoTを駆使したデータ解析技術により、誘導炉使いやすく、スマートに解析されたデータを設備にフィードバックし、運転の最適化、コストダウンを可能にし、生産効率の向上に貢献します。
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基本情報
高周波誘導炉の導入事例。鋳造工場(機械)のお客様の課題は主力の大型鋳造製品に対して溶解炉のバッチ容量が小さく、複数のトリベを使って鋳造していたため、生産効率が悪くなっていたことでした。 弊社高周波誘導炉を導入いただき、溶解炉のバッチを大容量化、大電力のIGBT電源※を導入することで、生産効率を大幅向上を実現しました。 ※IGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)。絶縁型バイポーラ・トランジスタ。パワー半導体の一種で、高い電圧、大きな電流を扱うことができ、電源電力の制御や供給に使用されています。電力損失を少なくし、さらに発生した熱を効率よく逃がす工夫が施されているなどの特徴があります。
用途/実績例
■導入事例概要 鋳造工場(機械) 導入製品:高周波誘導炉 <お客様の声> 富士電機の炉を採用したのは初めてでした。設備計画にあたり、他社納入事例を紹介していただいたことが大変役に立ちました。 他社ユーザー見学により本炉の使い勝手の良さもわかりましたし、周辺設備メーカーも紹介していただいたので選定の参考になりました。 導入前は朝早くから夜までかかった大型鋳造工程が、導入後には定時間内に完了することが出来ました。 <導入以前の課題> 主力の大型鋳造製品に対して溶解炉のバッチ容量が小さく、複数のトリベを使って鋳造していたため、生産効率が悪かった。 <導入効果> 溶解炉のバッチを大容量化、大電力のIGBT電源を導入することで、生産効率を大幅に向上。
カタログ(5)
カタログをまとめてダウンロード電気炉の省エネ化を実現する高周波誘導炉 F-MELT100G
電気炉高周波誘導炉への移行による省エネルギー・CO2削減事例
溶解炉のバッチを大容量化、大電力のIGBT電源を導入
IGBT電源導入で生産効率向上・生産停止リスクを回避
操炉監視システムによる新工場の操業の見える化
企業情報
食品、化学、石油・ガスパイプライン、紙・パルプや清掃工場などのさまざまなプラント・工場向けにソリューションを提供。 計測・制御システムでは, 1975年に最初の分散型制御システムを発売して以来, 40年以上の歴史を持っています。 これまでの実績をベースとし、最新のテクノロジーやIoT活用・スマート工場化を支援するためのシステム&ソリューションをンをご提案します。 ・蒸気発生ヒートポンプ/排熱利用/熱のエネルギー見える化 ・クランプオン式蒸気流量計/流量計/流量センサー/熱収支分析 ・工業炉/電気炉/高周波誘導炉/IGBT電源 ・ガス分析計/カス計測器/ガス分析センサー ・予知保全/予兆保全/予防保全/保全・予防システム/スマート保安 ・スマートファクトリー ・MES/DCS/SCADA/エッジコントローラー ・EMS/エネルギー管理システム/エネルギーの見える化 ・スマートグラス/遠隔作業支援システム ・多変量解析/MSPC ・エンジニアリングツール