糖尿病性腎症の簡易診断ができる!
フェニル硫酸(PS)は、腎疾患マーカーとして公知物質である。摂食後、腸内細菌の働きにより、チロシンからフェノールが産生され、産生されたフェノールは腸で吸収され肝臓でPSに代謝される。健常であればPSは尿として体外に排出されるが、腎機能が低下していると、体外に排出されず蓄積されていく。従来、PSの検出は、LC-MSやTOFMSなどの機器を用いて行われ、簡易に行うことができなかった。今回、発明者らは、PSに対する抗体の作製に成功した。当該抗体を用いれば、ELISA法など、容易にPSの検出を行うことが可能となりうる。
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