応用次第では、マグネシウムと鉄の複合体も作製可能
従来、ナノ、または、マイクロメートルサイズの微小気孔を有するポーラス金属(以下、ナノ・マイクロポーラス金属)は、貴な金属と卑な金属の合金から、卑な金属だけを水溶液中で腐食除去しポーラス体を得るデアロイング(脱成分)法が用いられてきた。しかし、標準水素電極電位に対して貴な金属およびその合金においてのみナノ・マイクロポーラス金属の作製が可能である点で、対象とする金属が限定されるといった課題が存在する。 本発明は、従来法では原理的に作製し得なかった卑な金属、および、その合金において、ナノ・マイクロポーラス体を容易に作製することができる発明である。具体的な実施例の一つとして、チタン、ニオブ、モリブデン等の純金属やベータチタン、ステンレス(オーステナイト系、フェライト系)等の合金、さらに炭素においてそのナノポーラス化に成功した。
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