インフラや生産設備表面の損傷解析ソフトウェア
無塗装や塗装橋などの橋梁点検において、損傷箇所を効率良く安定した品質で点検するためには、勘と経験に頼った点検手法から脱却し、数値に基づく客観評価が必要不可欠です。 3Dスキャナーで損傷箇所の表面性状を計測し取得した3Dデータを「POLYGONALmeister(セイコーウェーブ版)」を用いて、簡単な操作で解析し、変状の数値化、ビジュアル化、csvファイル出力が可能です。 csvファイルをエクセルに読み込み、エクセル関数を利用することで、現状の把握にとどまらず、経年変化量をとらえることが容易になります。報告書にもすぐ活用できるため、報告書の効率化にもつながります。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
~主な機能~ ・凹凸解析を迅速に実行 ・腐食深さの表示(指定領域内の最大深さ/高さ地点の検出) ・クリック地点の高さ/深さの表示 ・凹凸検査後のカラーマップ化 ・カラーバーの値の変更によるカラーマップへの反映 ・凹凸検査後のCSVデータの出力 ・統計機能(最大値、最小値、標準偏差) ※読み込める拡張子:STL, OBJ, PLY, OFF, NAS, BDF, BLK, WRL ~対象形状~ ・配管(直管、エルボー部) ・鏡板 ・球形タンク ・タンク底板 等々
価格情報
価格についてはお気軽にお問い合わせください。
納期
~ 1週間
用途/実績例
3D計測とPOLYGONALmeisterの解析(凹凸検査機能)は主に次の分野で活躍されます。 ・圧力容器表面の腐食減肉の数値化と供用適性評価 ・インフラ構造物表面の損傷の数値化、経年変化の把握 生産プラントの安全な運用には、減肉を精密に測定し、残存強度が十分に残っていることを把握することが欠かせません。3D計測による詳細な表面形状データとそれに基づくPOLYGONALmeisterの解析結果がその目的をかなえます。 インフラ構造物の近接目視点検は5年に一度実施することが義務付けらていますが、従来、十分に客観的な判断ができていないケースが散見されます。3D計測とPOLYGONALmeisterによる解析で判断の客観化が可能です。
カタログ(2)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
株式会社セイコーウェーブは、3次元計測装置(3D scanner)の開発と販売を通じ、社会インフラの安全安心向上に貢献します。 2010年に米国と日本に法人を設立し、以来、日米共同で3次元計測装置のハードウェア、及び、腐食などの解析・評価ソフトウェアの開発に特化して事業を推進してまいりました。 これまでの技術やノウハウを活かし、日本市場では、主に、社会インフラ構造物(鋼構造物やコンクリ-ト構造物)の経年劣化点検や、石油・石油化学コンビナートの生産設備の経年劣化点検と安全な運転継続が可能かを診断する業務にご利用いただける製品・サービスを提供しております。 経年劣化する社会インフラのメンテナンスは避けて通れない必須の分野です。従来の目視や官能評価に代わり、データに基づく評価をすることで、コストを押さえつつより安全な維持管理が可能となります。 今後とも社会の安全安心向上のお役に立てますよう、事業を推進して参る所存でございます。 代表取締役 新村稔