近接無風で使用することを前提に開発された、針清掃の必要が無いバータイプイオナイザー
弊社が独自に開発した"針ではない薄膜状の電極 ION BLADE"を搭載したことにより圧倒的な小型化に成功し、従来不可能だった狭小スペース、例えば、液晶ガラス基板やフィルムの搬送時のローラー間に設置することにより、下側からの除電を可能にしました。 従来の針タイプイオナイザではESD破壊につながる電位振幅を小さくするために300mmほど離さなければなりませんでした。それにより除電性能を確保するにはにエアーパージが必須となりコンプレッサの電気代や設備に費用が掛かっています。 B1シリーズは電位振幅を極限までに抑えたため最短5mmまで近接設置が可能です。また、ION BLADEは面放電でイオンを均一に生成するのでムラのない高濃度イオンを照射して効率的な除電を実現します。 今まで抱えていたジレンマを解消して近接設置によりエアーレスで電気代削減に貢献します。 さらにB1シリーズは、従来品のように針先の電界集中による汚れの心配が無いため、手間のかかっていた清掃作業を不要とし、ランニングコストの低減に寄与します。 また、針先からのパーティクル落下問題も解消されます。
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基本情報
【ラインアップ】 ■340mm ■650mm ■960mm ■1270mm ■1580mm ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
【用途】 ■フィルム搬送時の除電 ■ガラス基板搬送時の除電 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロードCADデータ(6)
型番 | 概要 | ファイル |
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F2 30mm分離型 | 3D CADデータ |
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F2 30mm一体型 | 3D CADデータ |
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F2 120mm 分離型 | 3D CADデータ |
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F2 120mm一体型 | 3D CADデータ |
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F2 270mm分離型 | 3D CADデータ |
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F2 270mm一体型 | 3D CADデータ |
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この製品に関するニュース(5)
企業情報
独創性ある製品を生み出す 独自の開発力 図面やモノがあれば、他社でも同じような形の製品が作れる。 しかし、FISAの精度や加工ノウハウなど当社独自の開発力がなければ、同じ品質のものは作れないと思います。 「PLAGATE」や「ION BLADE」など当社にしかない製品の開発も、この考えが源になっています。 日本初のホットランナーを開発 FISAの主力商品であるプラスチック射出成形ノズル「PLAGATE」を開発したのは1974年。ランナーを発生させずに製品のみを成形できる射出ノズル(ホットランナー成形技術)を、日本で初めて開発したのがFISAでした。 ノズルに内蔵されたスプリングでゲートの開閉を行う「樹脂圧による自動ゲートカット機構」は糸引きや突起が生じない製品がつくれ、装置全体の大きさも小回りが利くサイズになっています。 オンリーワン製品の開発 FISAにしかない製品を開発できる力こそ当社の強みです。「ION BLADE」もその一つ。針先からの放電される従来の静電気除去器とは違い、薄膜状の電極で、液晶ラインやフィルムの製造工程などで活用されています。