EBSDによりフェライト磁石の配向の評価が可能です。
異方性磁石の重要な特性の一つに残留磁束密度があります。磁化容易軸の向きが揃うほど、すなわち結晶配向度が高いほど、残留磁束密度は大きくなります。このことから磁化容易軸の配向性を把握することは異方性磁石やそれらを使用したモーターを開発する上で極めて重要です。EBSDによりフェライト磁石の配向の評価が可能です。
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基本情報
リング形状の異方性フェライト磁石に対して、EBSDのモンタージュ法による理想方向(紙面法線方向)と磁化容易軸の角度差の広域マッピングを行いました。角度差は部位により差があることが明らかとなり、配向度で約5%程度の差が見られました。
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
用途/実績例
異方性フェライト磁石の配向評価
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大同分析リサーチは、あらゆる材料分野で蓄積してきた信頼性の高い分析・解析技術と、広範囲な業界のお客様からいただいた課題をもとに、先進シンクタンクの構築を進めてまいりました。お客様の種々な課題に対し、最少費用と最短納期で問題解決を図ります。今後も最新鋭の設備と高度なマンパワーを駆使してお客様の研究開発を支援し、未来を豊かに彩る製品づくりのお手伝いをさせていただきたいと考えています。