金属部品に付着している残留油分量の測定が可能です。
金属部品は製造工程で様々な「油」が使用されますが、表面に付着した油が塗装、表面処理等の後工程で不良の原因となる場合があります。不良の発生を避けるために、部品に付着した油分量の管理が重要となります。FT-IRを用いることにより残留油分定量が可能です。
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基本情報
部品に付着している油を回収して、溶媒(四塩化炭素)中に漬けて、超音波洗浄を行います。分析対象油を溶媒中で希釈し数種類、標準溶液を用意します。FT-IRを用い、それぞれの標準溶液のFT-IRスペクトルを得ます。検量線を用いて部品から回収された溶液の油分量を換算し、残留油分量を定量します。付着油の特定が困難な場合は、標準物質(OCB混合標準液)を用いることで残留油分量の定量が可能です。
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用途/実績例
金属部品に付着した残留油分量の定量。
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大同分析リサーチは、あらゆる材料分野で蓄積してきた信頼性の高い分析・解析技術と、広範囲な業界のお客様からいただいた課題をもとに、先進シンクタンクの構築を進めてまいりました。お客様の種々な課題に対し、最少費用と最短納期で問題解決を図ります。今後も最新鋭の設備と高度なマンパワーを駆使してお客様の研究開発を支援し、未来を豊かに彩る製品づくりのお手伝いをさせていただきたいと考えています。