ガラスやプラスチックなどの透明な物体の歪(ひずみ)や脈理の検査、ガラス製品の焼きなまし完了後の品質チェックに最適です。
ガラスは製造過程において熱せられ、色々な形に成形されます。形状や色がどんなに優秀であっても、十分なナマシ*がされていないと、ガラス内部に目に見えないひずみ(歪)が生じしてしまいます。 ひずみのある製品はちょっとした衝撃を受けただけでも壊れやすく、極端な場合は、その不均一によって自然に歪曲したり、ヒビが生じることがあります。ひずみ検査機により、このようにやきなましの不完全な製品のひずみを容易に見つけることができます。 回転枠には0°から100°まで左右に目盛りが振り分けてあり、0°は通常の状態で、90°の位置で最もひずみの色が濃く現れます。 検品作業では、まず良品限界を探し出します。それを基に回転枠の目盛りを利用して、良品限界品が発色し始める数値より低い数値でひずみの色が確認できるものは、ナマシが不十分と判断できます。(但しナマシ処理が十分であれば、ひずみは見えません。ナマシが不十分であるほど色が濃く現れます。また、ひずみは試料によって多少見える色合いが異なります。)
この製品へのお問い合わせ
基本情報
サイズ(mm): 235×235×400 電源: AC100V-220V 光源: 白色LEDライト ライトコントロール付
価格帯
10万円 ~ 50万円
納期
~ 1ヶ月
※数量により納期が変わりますので、お気軽にお問合せください。
用途/実績例
ガラス製品の歪検査、焼きなましの品質確認等
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
1906年(明治39年)に杉田藤太郎が創業した杉田玻璃器械店を前身とする 110年以上の歴史を持つ光学メーカーです。 ガラスの研究・製造を主業務として、長年、様々な分野へ多種多様な ガラス製品を供給してまいりました。 昭和57年に現在の社名である株式会社杉藤へ社名を変更、 業務の拡大を推進し、 光学レンズ、プリズムなどの光学素子、特殊レンズ、ルーペ等のガラス製品、さらにマクロズームレンズ、マイクロスコープ、各種スコープ、検査機器等の光学製品・部品を設計開発・製造・販売しております。また、平成5年にタイ工場を新設し、ガラス製品やレンズの生産能力を向上させております。 光学素子やレンズ系の規格品を常時在庫に持ち、1台から販売が可能です。またお客様のご要望の光学素子やレンズ系の設計開発から製造まで行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。