脱亜鉛を生じた部分にはCu(銅)が分布!表断面分析事例をご紹介
黄銅製品を塩化銅水溶液を用いて腐食させ、これによって生じた 脱亜鉛現象部位について表面観察と断面分析を行った事例をご紹介します。 腐⾷させた部分は亜鉛の腐⾷により⽩⾊の腐⾷⽣成物が⾒られます。 デジタルマイクロスコープで観察すると、腐⾷部と正常部の境界には 浸⾷された痕跡が⾒られました。 脱亜鉛腐食が生じた断面での元素マッピングの結果、表面は亜鉛の 腐食生成物で覆われていますが、脱亜鉛を生じた部分にはCu(銅)が 分布していることが確認されました。 【事例概要】 ■腐食部の観察:腐食の境界部分を観察 ■拡大観察と元素分析:更に拡大観察、腐食部を元素分析 ■元素マッピング:断面で元素分布を調査 ※詳しくはPDF資料をご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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