自動車のマフラにパルス的な背圧を加え、マフラの耐久試験を行う装置です。法規81/334/EECパルセーションテストの適合確認用。
法規の定める出力、回転数に調整された車両またエンジンの排出ガスを本装置に全量導き、開閉バルブを経由し外部に排出する構造です。 車両またはエンジンを運転状態で接続すると、この開閉バルブを閉じると排気圧力が上昇し、開くと下降します。バルブの開閉によりマフラーに圧力負荷がかかりますが、規定圧力(35kPa)でのバルブの開閉を連続的に規定回数(2500回)まで行います。 ハード仕様、機能仕様、基本構成、外観図、等は https://www.sokken.co.jp/special/202309/entry708.html をご覧ください。
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基本情報
1 適合エンジン ・10kW~250kW (最大出力) 2 主配管 内径 ・φ50mm±5mm 3 排ガス温度・圧力 ・最大温度:550℃ ・最大圧力:60kPa 70kPaで安全弁が作動 4 排気圧力センサ ・測定レンジ:-50kPa~+100kPa ・精度:0.5%FS(±0.5kPa) 5 排気温度センサ ・測定レンジ:0~1200℃ ・精度:1%FS(±12℃) 6 サージタンク ・容量:30Lまたは40L ♯MVはオプション 7 開閉弁 ・開閉速度:0.5秒以内 8 バイパス弁 ・開閉速度:約2~10秒 9 安全弁 ・弁動作:70kPa以上で開 10 外部出力 ・排気圧力・排気温度・開閉弁(ON・OFF) 電圧出力 11 並列運転信号接続端子 ・並列運転用のマスター&スレーブコネクタ 12 電源 ・AC 85~110V / 50~60Hz (400VA) ・AC 220~240V / 50~60Hz (400VA) 発注時指定 13 外形寸法 本体:W:約950,H:約1450,D:約700 (260kg) 操作ユニット:W:230,H:100,D:110 (2kg)
価格帯
納期
用途/実績例
機能仕様 1 メイン表示装置 表示装置 タッチパネル(110x40) 測定値表示 排気圧力・排気温度・タンク圧力 運転モード 自動運転・自動排気圧力調整・手動排気圧力調整 設定 繰返回数・判定圧力・遅延タイマー・監視レベル 運転操作 運転開始・運転中止・運転一時停止 手動操作 開閉弁の全開/全閉・バイパス弁開閉操作 ステータス エラー表示・バルブ位置表示 自動運転工程 運転工程をフロー図で表示 2 排気圧力自動調整 (手動調整機能あり) 1. 車両またはエンジンを試験状態で本機に接続する. 2. バイパス弁を全開にして開閉弁を閉じる. 3. 排気圧力が35-40kPaになるようにバイパス弁の弁開度を調整する. 3 自動運転機能 ※排気圧力調整が完了した場合 4 連動運転 ・本装置は複数台連動が可能. 5 監視機能とインターロッキング(詳細はお問い合わせください。) 供給エアー(常時) 排ガス温度 (常時) 排ガス圧力 (常時) 到達時間 (運転中) 圧力回復時間 (運転中)
詳細情報
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基本構成図です。
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外観図(本体)です。
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外観図(操作ユニット)です。
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株式会社司測研は、圧力、流量などの基本的物理量を計測する製品に 強みを持ち、これまで多くの研究開発に貢献してきました。 特に自動車産業においてはCVS装置等、性能試験に用いる数多くの 計測機器を開発製造し、業界発展に寄与しております。 ご要望の際はお気軽にご相談ください。