高地試験のコストと時間の節約に貢献します。エンジンの吸入空気圧力を減圧し、高地におけるエンジン出力低下を模擬します。
モード走行に追従できる調圧機構を備えたコンパクトな本体は、移動や設置も簡単です。 https://youtu.be/orFt8TZGuRU で紹介中。 特長 標高4500mまでの吸気圧力を模擬 始動、アイドリングストップを含めモード走行に対応 ワイド流量レンジ&コンパクトデザイン アプリケーション エンジン始動性の評価 ドライバビリティの評価 モード走行時のエミッション評価 本製品のアドバンテージ 本製品はエンジンの吸入空気圧力を減圧し,空気の薄い高地におけるエンジンの出力低下をシャシダイナモやエンジンベンチで簡単に模擬します.これまで行っていた高地での実車試験を最小限に減らすことが可能となり,開発コストと時間の削減に貢献します. 標高4500m & 最大流量13500L/min エンジンの吸入空気圧力を標高4500mに相当する-40kPa(大気圧約60kPa)まで減圧が可能.空気流量範囲は13500L/min(101.3kPa,20℃換算)までをカバーし,幅広い車種に対応します. モード走行対応 コンパクト設計 簡単な操作 安全への配慮
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基本情報
>>性能仕様<< 圧力調整範囲 -15~-40kPa(標高1500~4500m相当)@13500L/min -3~-40kPa(標高300~4500m相当)@6000L/min 調圧安定性(標準偏差) 定速走行:0.1kPa WLTCモード:0.5kPa 内蔵圧力計 表示範囲:0~-101.3kPa,精度:±1kPa 流量範囲 0~13500L/min(101.3kPa,20℃換算値) 範囲外の流量圧力も製作可能です.ご相談ください. >>操作仕様<< 表示部 4インチ液晶タッチパネル 圧力制御モード 手動(バルブ角度指定),自動(圧力指定) 設定可能範囲 圧力:0~-99kPa(1kPa単位) バルブ角度:0.0~90.0°(0.1°単位) アナログ出力 チャンバ圧力:0~-101kPa/1-5V アナログ入力 外部圧力:±10V(スケーリング可) 外部制御 RS-232C, AKプロトコル >>ハードウエア仕様<< 本体寸法 W600×D600×H1063mm(突起部除く), 約130kg 操作部寸法 W148×D89×H85mm(突起部除く), 約1kg
価格帯
納期
用途/実績例
圧力の安定性 (設定圧力-20kPa,エンジン吸排気流量の実測値に基づいた調圧シミュレーション結果) WLTCモード走行 アイドリングストップや加減速時でも安定した減圧状態を再現します. WLTC走行 レーシング 急激な流量変動にも追従し,減圧状態を維持できます. レーシング
詳細情報
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本製品はエンジンの吸入空気圧力を減圧し,空気の薄い高地におけるエンジンの出力低下をシャシダイナモやエンジンベンチで簡単に模擬します.これまで行っていた高地での実車試験を最小限に減らすことが可能となり,開発コストと時間の削減に貢献します.
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標高4500m & 最大流量13500L/min エンジンの吸入空気圧力を標高4500mに相当する-40kPa(大気圧約60kPa)まで減圧が可能.空気流量範囲は13500L/min(101.3kPa,20℃換算)までをカバーし,幅広い車種に対応します. *エンジン吸気側の密閉性が低い場合,調圧可能範囲内でも減圧できない場合があります. *圧力(標高)や流量範囲の変更はご相談ください. モード走行対応 エンジン停止時は本体内蔵のエジェクタによる減圧,流量変化時は応答性に優れた調圧バルブと大容量チャンバが圧力変動を抑制,目標圧力を維持したままモード走行が行えます. コンパクト設計 コンパクトな本体は,シャシダイナモだけではなくエンジンベンチへの設置も可能です.
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簡単な操作 机上に設置できる操作部にはタッチパネルを装備.目標圧力を設定し運転開始ボタンを押すだけで吸気圧力を自動的にコントロールします.さらにシリアル通信(RS-232C)機能を標準装備.エンジン制御盤などからの外部制御による自動運転とデータ取得が行えます.
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安全への配慮 防爆対策として,モータ等の電気部品は床面から600mm以上の高さに配置しています.また停電時には,調圧バルブの開度を保持することでエンジンのストールや急激な出力上昇を防ぎます. 本体外観
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装置構成と動作 構成 本製品は,操作部,制御部,調圧バルブ,チャンバ,圧力計,エジェクタから構成されます.(フィルタ,流量計,接続ダクト,外部圧力計はオプション) 動作 エンジン運転時は,調圧バルブの角度を制御し目標圧力を維持します.アイドリングストップなどのエンジン停止時は,エジェクタ(真空発生器)を動作させ目標圧力を維持します.チャンバは圧力変動を抑えるバッファタンクとして機能します.外部圧力計の信号を用いた圧力制御も可能です.
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計測事例 圧力の安定性 (設定圧力-20kPa,エンジン吸排気流量の実測値に基づいた調圧シミュレーション結果) WLTCモード走行 アイドリングストップや加減速時でも安定した減圧状態を再現します.
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計測事例 圧力の安定性 (設定圧力-20kPa,エンジン吸排気流量の実測値に基づいた調圧シミュレーション結果) レーシング 急激な流量変動にも追従し,減圧状態を維持できます.
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株式会社司測研は、圧力、流量などの基本的物理量を計測する製品に 強みを持ち、これまで多くの研究開発に貢献してきました。 特に自動車産業においてはCVS装置等、性能試験に用いる数多くの 計測機器を開発製造し、業界発展に寄与しております。 ご要望の際はお気軽にご相談ください。