株式会社ミツヤの工場内にて工具や道具、ソケットなどの購入品を整理整頓するための棚を製作した事例のご紹介となります。
工場内で空いたスペースに作業者がついつい乱雑に工具や道具などが置いてしまう状態になることが無いでしょうか。置く場所が決められておらず、また、置く場所が無いとどうしても乱雑になってしまうことがあります。株式会社ミツヤにおいても定期的に工具や道具などの整理整頓をしていたのですが、置く場所が決められておらず、置く場所が無い為、通路が無くなり、工具や道具、ソケットが乱雑になって破損して破棄することもありました。既製品の棚を購入することも考えていたのですが、保持する工具や道具の大きさを考えると棚の段数や奥行き・高さがどうしても合わず、また棚本体の大きさも空いているスペースに適合するものがありませんでした。 そこで、これまで培った製缶板金加工の経験をもとに、自分たちで必要な大きさの棚を作ればよいとの判断に至り、今回棚を自社品として製作しました。 本製品は、3100mm巾の棚が3台、700mmの幅の棚を1台で構成しています。3100mm幅の棚はそれぞれ連結して設置して両端の棚をアンカーボルトで固定し、700mm巾の棚は他の既製品の棚2台と工場柱の間のスペースを有効利用するための棚として設置し固定しました。
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基本情報
棚のメインのフレームの材料はアングル6×50×50を使用た製缶加工の製品としています。工具や道具などを置く棚板は、重量軽減と清掃のし易さを考えて、2.3tの板材にパンチングメタル加工をした板金加工のものに下面に補強材としてアングル5×30×30を入れた物としました。背面は物が落ちないようにする為と、隣の溶接場が棚の為に暗くならないように□50のワイヤーメッシュを取り付けました。塗装はコストを抑える為に塗料をホームセンターで購入したものを自分たちで塗布しました。 棚を設置したことで、工具や道具が整理整頓され、重なり合うことが無く、コード類もしっかり整頓されたために通路が確保され、また工具や道具の破損が無くなりました。
価格帯
納期
用途/実績例
株式会社ミツヤではこれまで多くのお客様より様々な製缶加工や板金加工、製缶板金加工の製品のご発注をいただき、製作をしてきました。今回作業者たちは自分たちの経験を活かし、設置できる棚のスペース、補油する工具や道具、購入品などの必要な棚高さや段数・仕切りの大きさなどを自分たちで工場や工具・道具を計測し、保管方法を考えて決めて設計をしました。自社品でありますが、これまでの製作経験を十二分に活かされた良い製缶板金加工の棚に仕上がっています。 塗装については今回自社品のためコストを抑える為にホームセンターの塗料を購入し使用しましたが、株式会社ミツヤは通常の製品は塗装業者へ依頼して塗装をしております。 工場内の空きスペースの有効利用や自社にあった大きさの棚の制作でお困りのことが有りましたら、株式会社ミツヤへお気軽にご相談ください。
企業情報
工作機械専用機の安全カバーを自社にて設計から取付まで一括施工する企業として創業しました。現在ではその中で培われた技術と知識を基に、安全カバーの他に多種多様な板金加工品、製缶加工品、機械加工品、塗装、メッキを協力企業と共にトータルでお客様へ提供しています。自社の設計は3DCADを使用している為、仕様確認をお客様にお願いした時に見易いとご好評を頂いています。製作は多品種少量生産を得意とし、短納期対応や、品質強化対応、VA提案によるコストダウン等、お客様のお困りの案件に応えるよう、日々技術向上に努めています。