ACサーボモーター駆動、ダンサー制御方式 巻取機
NNR型巻取機の派生として、 巻取・ピンチ用モーターを三菱電機製ACサーボモーター駆動にし、 巻取制御をダンサー制御（速度制御）とした、 カセ・ボビン兼用巻取機 NNR-600NM φ400 です。 巻取モーターをACサーボモーターにし、 ダンサー制御方式（速度制御）とした事により、 張力制御では難しかった低張力での巻取りを可能としました。
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基本情報
従来機との簡略比較（良い点・悪い点について） 良い点 ・ACサーボモーター駆動，ダンサー制御方式にて、低張力での巻取りが可能。 また、テーパー制御等 巻取中の細かな設定が可能。 ・巻取機入口にピンチロール装置（ダンサー追従制御）を設置し、安定した引取制御を実施。 製品をテンションカットする事により、巻取機内で安定した巻取制御を行う。 特に巻取ダンサー制御する場合、ピンチロール装置が無いと、 上流機駆動ロール（安定したロール）までの距離が長くなるため、ズレ，蛇行等の不安定要素となる。 安定した巻取ダンサー制御を行うため、ピンチロール装置を設置している。 ・紙管チャックを両持ちにする事により、片持ち時のズレを解消。 ただし、カセ枠は従来通り片持ち仕様。 悪い点 ・従来機と比べ、高価な機能を使用。 （ACサーボモーター・アンプ，ピンチロール装置・ダンサー追従制御 等） ・カセ巻ボビン巻の兼用は、面長600Lまで。 製品径については、別途相談。 ただし、ボビン専用の場合はロール面長が長い巻取機も対応可能。
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