ドローンで非破壊検査(UT検査|超音波厚さ測定)が可能
UT検査ペイロードは、屋内空間で安全に飛行できるドローン「ELIOS 3」を開発したメーカーであるFlyability社が、超音波厚さ計の世界的トップメーカーであるCygnus Instruments社と連携して開発した、UT検査用デバイスです。 UT検査ペイロードを搭載したELIOS 3 を用いることで、プラント施設やインフラ施設(道路橋、トンネル、下水道など)、自動車や航空機の工場、船舶ドックなど、従来は足場や特殊な機材等を要した点検対象箇所において、遠隔で安全に、かつ効率的・低コストでドローンを用いた超音波厚さ測定が可能になります。
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基本情報
【ドローン】 サイズ 高さ38cm 幅・奥行48cm 飛行時間 7分40秒 【超音波厚さ測定】 測定範囲 0.8~250mm 測定精度 ±0.1mm 【主な機能】 ・モジュール式プローブヘッド プローブは2MHz、5MHz、7.5MHzから選択することができ、点検対象に応じて交換することができます。 ・プローブアーム 壁にぶつかっても本体側に折り込まれて飛行の妨げになりません。 ・カプラントディスペンサー カプラントが飛行中に不足した場合、ディスペンサーから供給できます。 ・清掃用モジュール プローブヘッドを清掃用モジュールに交換し、対象を清掃することができます。 ・リアルタイムA-Scan表示 A-Scanは、操縦アプリ「Cockpit」にリアルタイムで表示させることができます。 ・測定結果の位置特定 厚さ測定した位置は解析ソフト「Inspector」内の3Dモデル上に表示され、点検の位置特定ができます。
価格情報
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納期
用途/実績例
5年ごとの定期検査が義務図けられている船舶において、足場が必要となる大型船舶のバラストタンクの厚さを測定する場合、UT 検査ペイロードを導入することで足場設置などが不要となり、15,000時間の作業を削減できました。
詳細情報
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ドローンから伸びるUT検査部分(プローブ)を接触させることで対象の肉厚測定が可能です
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UT検査部分はドローンの前面部のほかに上部・下部にも取り付けることができ、天井や床の配管なども検査可能です
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表面に錆や鉄粉などが付着し測定が困難な場合、清掃用モジュールに交換して対象を清掃することができます
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1999年設立のパイオニアとして、ドローンを活用したさまざまなアプリケーションやプロダクトの開発から、安全な飛行や高度な飛行制御のためのシステムの研究・開発を行っています。