用水路、水門などの流量が毎秒2㎥以上、有効落差が1.5m程度が事業適地選定の目安です。
2009年頃からスタンドアローン型マイクロ水力発電の社会実験を自治体、コンサルタント会社などと行い、2016年3月から稼働している岡山県新見市高尾エリス発電所を最適化、2024年12月から新潟県南魚沼市で連携運転を開始しました。羽根車は、国立大学法人長崎大学、株式会社西日本流体技研と開発しました。
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基本情報
小水力発電の中でもマイクロ水力発電は、比較的高落差を利用する方式と、低落差を利用する方式がございますが、WaterWeco(R)は低落差を利用する方式になります。低落差を利用する場合、初期投資、発電効率、維持管理、または生物多様性、環境影響に配慮しなければなりません。既に整備されている既存の落差工を有効に利用することが可能です。
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用途/実績例
水力発電所放流水、農業用水路に事例有。水門などの落差工にユニット配置することで、コストパフォーマンスを高めることが可能です。
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出力は1ユニット5〜20kW程度に対応。複数設置により出力増強可能。 略歴:2009年〜岡山県岡山市、岡山県津山市、広島県三次市などの自治体やコンサル会社などとFS(実証実験)、売電設備・自家消費設備を所有、長期に亘り運転試験、発電効率の改良などを重ね、公益財団法人岡山県産業振興財団などの支援、国立大学法人長崎大学大学院工学研究科、流体専門の研究機関である株式会社西日本流体技研と2016年〜協働研究、CFD流体解析、模型試験、最適化、製品化、実機設置運転完了、2020年10月に国内特許登録(その他約60ヶ国の海外特許登録、WaterWeco(R)商標、水車羽根形状の意匠登録) ※溢水リスクにより設置不可能だった適地(低落差の落差工)に有効に設置可能 ★省力化:塵芥・豪雪対策が容易(除塵装置不要):維持費用(初期費用)の大幅低減 ★流量変動に合わせた自動レイアウト制御機構➢期中安定した発電効率 ★生物多様性配慮:魚が遡上する河川に設置する場合でも魚道を確保可能 ★受賞・技術登録履歴:エコプロアワード・発明協会会長賞などの各種アワード受賞・UNIDO STePP登録