ギガキャストなど大型製品のX線検査に対応!
KILTではX線CTと透過X線の異なるタイプのX線装置を保有しており、 様々な材質やサイズの製品のX線検査に対応しています。 最新鋭のX線CTシステム「FF85」は、 国内最大クラスの出力を誇る600kVミニフォーカスX線管と 高精細なX線撮影に最適な225kVマイクロフォーカスX線管を搭載、 また、ラインセンサとフラットパネルの2つの検出器を搭載しており、 あらゆる対象物のCTスキャンを行っています。 ギガキャストなど大型製品のX線検査も得意としております。 FF85の最大ワークサイズはΦ1300×2000mm、 透過X線での最大ワークサイズは2000×2000×1500mm。 材質・形状・サイズなど、柔軟に対応できますので、まずはご相談ください。 当社のX線検査工程と検査員システムは、 航空機分野の国際認証であるNadcap認証を取得しており、 熟練の専門検査員がご要望に沿った最適な検査方法をご提案いたします。 また、航空機分野の各種公共規格にも対応しており、 ご希望の規格に準拠した検査データをご提供いたします。
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基本情報
【X線検査事例】 ・ 大型アルミ部品(X線CT、透過X線) ・ 大型タイヤ(透過X線、X線CT) ・ 大型CFRP部品(X線CT) その他、鉄、チタン、ニッケル、マグネシウム、樹脂、生物など様々な検査事例がございます。 各種解析(欠陥解析、内部構造解析、不具合部特定、異物検査など)も承ります。 【各装置の撮像範囲(サイズ×高さ)、対応重量】 ・ FF85 (CTスキャン) :Φ900×1000mm、約20kg ・ CT.Compact (CTスキャン) :Φ660×750mm、約50kg ・ Y.MU2000-D(透過X線、DDA) :Φ800×1500mm、約50kg ・ CRxFlex (透過X線、CR):Φ2000×1000mm、制限なし 【対応規格】 航空機部品のX線検査の各種公共規格に対応できます。 ・ ASTM規格(ASTM E1742/1742M, ASTM E2698、ASTM E2033) ・ NAS410(検査員認定システム)
価格帯
納期
用途/実績例
・アルミニウム鋳物製品のX線CTによる内部欠陥解析 ・X線検査プラン作成や撮影プログラム作成など ・各種、X線CT検査や透過X線検査 ・X線CTによる生物の骨の構造解析 ・文化財の内部構造の可視化 ・設備の貸出 等 気軽にお問合せください。
詳細情報
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FF85(CTスキャン)外観 コメットテクノロジーズ社の最新鋭の大型X線CTスキャンシステム「FF85」かほく工業試験場では、大きな製品のCTスキャンを得意としています。
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FF85(CTスキャン)内部 国内最大クラスの出力を誇る600kVミニフォーカスX線管と 電子部品などの高精細なX線撮影に最適な225kVマイクロフォーカスX線管を搭載。ラインセンサとフラットパネルの2つの検出器を搭載しています。
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Y.MU2000-D(透過X線、DDA) かほく工業試験場は、透過X線撮影も得意としています。 ほんの数秒でX線画像が撮影できるデジタルX線DDA装置。 プログラムによる自動連続撮影も可能です。
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X線照射ボックス(透過X線、フィルム&CR) レントゲン方式の透過X線撮影も行っています。 大型の透過X線撮影を行うことのできる照射ボックスを2基保有しており、 ギガキャストのような大型製品のX線検査も承ります。
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撮影データ例(アクセサリーギアボックスの欠陥解析) 複雑形状鋳物のX線CTデータから欠陥解析も行います。 不具合の原因となる鋳巣を統計的に解析することで、品質改善に役立ちます。 解析結果は専用のビュワーソフトで可視化できるため、直感的な情報の把握ができます。
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撮影データ例(魚類の骨の構造) X線CTでは、いろいろなものの内部を可視化できます。 スーパーに並ぶような鯵もX線CTで撮影すると、骨の構造が丸わかりです!
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撮影データ例(アルミニウム航空機鋳物の検査) かほく工業試験場では、航空機分野のX線検査工程と検査員認定システムのNadcap認証を保有しています。 公共規格や顧客の規格に則ったX線検査が行えます。 検査データや検査成績書の提出も可能です。
企業情報
TANIDAは1962年に創業し、「製造の限界突破」をスピリッツとして掲げ、 アルミ合金とマグネシウム合金の精密鋳造・機械加工メーカーとして 時代とともに進化を遂げてきました。 KILT(かほく工業試験場)では、X線検査や浸透探傷検査などを実施。 破壊試験,非破壊試験,寸法測定,試験片加工,熱処理,溶接などの プロセスを受託サービスとしてお客様のご要望に応じてご提供しています。 各サービスは航空機エンジン産業の厳しい要求を満足しており、安心してご依頼頂けます。 【KILT(受託検査)】https://k-ilt.com/ 【TANIDA】http://tanida.co.jp/ja/company/