養殖生簀の魚の数がわかる! 分養時に生簀間を移動した魚の数を自動カウント
【分養時に生簀間を移動した魚の数が分かります】 養殖漁業では、生簀内の養殖魚を適切な密度に保つため、養殖魚が成長すると「分養」という作業を行いますが、生簀内の密度を生育に適した状態に保つためには予定した個体数を確実に分養する必要があります。分養は非常に大がかりな作業であるため、1度で正確に完了させることが養殖漁業の負担軽減につながりますが、移動する養殖魚の個体数を目視で把握することには限界があり、予定した個体数を正確に分養することができずに作業のやり直しが発生することが養殖漁業における大きな課題の1つ となっていました。 この課題を解決したのが当社が開発した、MagicCounterです。分養時に生簀と生簀間を移動する魚の尾数を高精度かつリアルタイムにカウントし、正確な分養作業をサポートします。 養殖魚の分養時に、生簀と生簀の網を繋いでつくった魚道(通過枠)に超音波の送受波器を設置し、通過する魚の個体数を海中でカウントするとともに、洋上でリアルタイムに確認できるシステムです。計測誤差は平均約10%以内で、分養を実施するうえで十分な精度を確保しています。(特許出願中)
この製品へのお問い合わせ
基本情報
<送受信部> 送信回数 20回/秒 固定 送信音圧 210dB uPa 送信方式・波数 短パルス・4波 送受信チャンネル 5CH 最大検知水深 5m 対象魚サイズ 5cm – 50cm <送受波器> 寸法 W 731 x D 153 x H 365 mm(送受波器角度が0度の場合) 重量 約15kg 単体仕様 φ113×50、指向角5度 <機器本体> 防水性能 IP65 外形寸法 W 500 x D 405 x H 191 mm 重量 約13~15kg(PC収納含) 稼働時間 最大連続18時間(PC未接続の場合) バッテリー容量 12V 18Ah リン酸鉄リチウムイオンバッテリー 消費電力 12W 動作温度範囲 0 – 40℃ 表示部 仕様 PC(ノート型) 16インチ ・ ACアダプタ付 ※その他仕様はお問い合わせください
価格情報
初年度の現地サポート・遠隔対応サポート含めた金額となっております。 詳細はお問い合わせください。
価格帯
1000万円 ~ 5000万円
納期
用途/実績例
愛媛県の養殖業者様複数に納入実績あり
詳細情報
-
斜めに振動子を設置します
-
送波器から5つのチャンネルを受発信します。超音波が当たらない部分も自動予測することで非計測エリアもカバーします。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は、魚1匹1匹を識別できる計量魚群探知機(魚体識別機)をはじめとして、定点観測機や養殖向け計測機器など、様々な水中可視化装置の開発を進めております。 水中可視化装置『AquaMagicシリーズ』を主に取り扱っており、 付加価値の高い水中情報をお客様へ提供し、水産業(漁業・養殖)、 海洋調査、海洋開発の発展に貢献します。