従来品SMD-01Bの高分解能(A/B相)はそのままに、原点検出機能(Z相)を追加し、動作温度範囲を拡大
SMD-04Bは、回折イメージ投影方式を利用した高精度光エンコーダICです。 SMD-04Bは、OEIC(Opto-Electric Integrated Circuit)とLEDを1パッケージに実装しています。LEDから出射された光をスケールに投影し、その反射光の回折イメージをフォトダイオードで受光することによりSMD-04Bとスケール間の相対移動量を検出します。さらにスケールに原点検出用のパターンを設ける事で、原点信号であるZ相を出力します。また、受光部のフォトダイオードをアレイ化することで、取り付け精度による位相特性の劣化を少なくしています。
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基本情報
・パッケージ :HCOB14 5.3×4.3×1.0mm ・電源電圧 :4.5~5.25V ・消費電流 :22mA ・動作温度範囲 :-30~+85℃ ・高精度A/B相アナログ出力 出力周期 (20µm/cycle) ・スケール側でのZ相用の専用トラック不要 ・APC回路によるLED調光機能内蔵
価格帯
納期
用途/実績例
・OA機器: MFP、ポリゴンミラー制御 ・産業機器:ガルバノスキャナー、ロボット、工作機械、X-Yステージ、顕微鏡、半導体製造装置、計測器、サーボモータ、ステッピングモータ、アクチュエーター、エンコーダ
企業情報
当社は、1975年にセイコーグループの半導体メーカーとして設立されて以来、水晶発振器用ICを中心にデジタル製品など独創的な高付加価値製品を生み出してきました。主力製品である水晶発振器用ICは世界屈指のシェアを誇り、通信、家電を始めとするさまざまな電子機器に組み込まれ、みなさまの生活を支えています。また近年では物の動きや物体が放出する温度を感じ取り電気信号に変換するセンサ製品の開発にも注力しております。 当社は栃木県那須塩原市に自社工場を持ち、日光国立公園に隣接する自然豊かな環境で商品の企画・設計・製造を行っています。また、東京本社に営業拠点を置き、お客様のご要望を速やかに商品開発へ活かす体制を整えています。