8×8画素サーモパイル型赤外線アレイセンサモジュール
SMH-01B11は、8×8 画素でエリアの赤外線エネルギーを検知し放射温度に換算して出力できる サーモパイル型赤外線アレイセンサモジュールです。 Si レンズ光学系が実装されており、内蔵するA/D コンバータ付きMCU により、各画素毎の換算放射温度およびセンサチップ上に搭載されている温度センサによる環境温度を I2C インタフェースよりディジタル出力します。 また、20~200倍の倍率可変プリアンプをセンサICに内蔵しており、制御ソフトによるオートレンジ切り替えで広い温度範囲の測定が可能です。 従来のセンサと比較し、高出力感度・広検出温度範囲を特長とし、家電、産業機器分野(空調、医療、自動車)、見守り・医療・介護などのヘルスケアソリューションへの展開を見込んでおります。
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基本情報
・8×8構成 64画素 ・フレーム計測速度:4/2/1FPS(ソフト切替え) ・Siレンズ光学系搭載:全視野角35度(両端素子ピーク間) ・12bitADCによるデジタル出力(I2C) ・20~200倍の倍率可変プリアンプの倍率切り替えにより計測温度を約250℃まで拡大(25℃環境) ・バンドギャップ型温度センサによる環境温度検出機能、温度補正係数内蔵 ・放射温度分解能:±1.5℃ ・電源電圧:5.0V±5%、消費電流:6.6mA(typ.) ・保存温度:-40~100℃、動作温度:-20~100℃(温度特性確認範囲:5~45℃)
価格帯
納期
用途/実績例
防災監視機器、セキュリティ機器、簡易サーモグラフィー装置、エアコン、電子レンジ、見守り・医療・介護のヘルスケアソリューション
企業情報
当社は、1975年にセイコーグループの半導体メーカーとして設立されて以来、水晶発振器用ICを中心にデジタル製品など独創的な高付加価値製品を生み出してきました。主力製品である水晶発振器用ICは世界屈指のシェアを誇り、通信、家電を始めとするさまざまな電子機器に組み込まれ、みなさまの生活を支えています。また近年では物の動きや物体が放出する温度を感じ取り電気信号に変換するセンサ製品の開発にも注力しております。 当社は栃木県那須塩原市に自社工場を持ち、日光国立公園に隣接する自然豊かな環境で商品の企画・設計・製造を行っています。また、東京本社に営業拠点を置き、お客様のご要望を速やかに商品開発へ活かす体制を整えています。