厚さ 1.4mm の世界最薄の永久磁石可動型リニア振動アクチュエータ
「TapSense」には当社が創業よりカメラ産業で培った「精密」なものづくりの技術をベースに精緻で高度な小型振動モータ技術で薄型に最適な磁気回路を一から設計し直すことで、厚さ 1.4mm と*世界最薄を達成しました。これによりタブレットPCやノートPC等デジタル端末のさらなる薄型化が可能になります。 同製品は優れた応答性と振動量とで、切れのあるクリック感を再現できるだけでなく、ダイヤル操作感等多彩な触覚フィードバックを再現することが可能になります。また、応答性が高いため従来のリニア振動アクチュエータと比較して制御が容易です。 当社グループの振動用モータの累計出荷台数は 2024年3月末時点で15億台を超えており、軽薄短小技術、高効率化技術、制御技術により生み出される製品は顧客から高い評価をいただいています。 当社は今後も世界 No.1 の総合モーターメーカーの一員として、快適な社会づくりに貢献する革新的なソリューションを提案していきます。 ＊ *2024年5月1日時点 当社調べ
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基本情報
〈仕様データ〉 開発仕様 ・サイズ 25 × 25 × 1.4mm ・共振周波数 200 Hz ・OD（※）電圧 7.0 Vrms ・OD波形 3-Pulse 正弦波 ・OD振動量＠40g治具 6.4 Gp-p ・立上り時間 0～90％ ≦ 30 ms ・立下り時間 100～10％ ≦ 20 ms ・定格電圧 3.0 Vrms ・定格電流 360 mA ・抵抗値 8 Ω ・動作温度範囲 -40 ℃ ～ +85 ℃ ※Over Drive
価格帯
1万円 ~ 10万円
納期
用途／実績例
●Tap（タップ）操作時のメカニカル感の演出を実現 薄型に最適な磁気回路設計とスプリング＆ダンパーコンビネーション構造により『共振による振動量』『キレのある停止性能』『振動，停止特性の安定化』を実現。 1.4ｍｍという極薄とリアルなメカニカル感を両立。横振動（縦波）から生み出される上質なラテラルフォース（横方向の力）により、タップ、スワイプ、スクロール、フリックなどの操作時に多彩なメカフィードバック感を均一にもたらします。 また、応答性が高いため従来のリニア振動アクチュエータと比較して制御が容易です。 ＊2024年4月時点、当社調べによる ●多様なアプリケーションへの展開が可能 振動量6.4Gp-p、振動持続時間12msの高性能を厚さ 1.4mm と世界最薄（※）で達成した「TapSense」はタブレットPCやノートPC等デジタル端末のさらなる薄型化が可能になります。さらに動作温度範囲は-40℃から+85℃と広範囲高信頼性のため、車載パネル、ウェアラブル医療機器等幅広い機器に対応可能です。
詳細情報
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世界最薄リニア振動アクチュエータ「TapSense」
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振動波形例
ラインアップ（1）
| 型番 | 概要 |
|---|---|
| TapSense | 創業よりカメラ産業で培った「精密」なものづくりの技術をベースに開発した厚さ 1.4mm の世界最薄（※）の永久磁石可動型リニア振動アクチュエータ。 タブレットPCやノートPC等デジタル端末のさらなる薄型化が可能になります。 ※2024年4月時点、当社調べによる |
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企業情報
当社は1949年の創業以来、カメラ用シャッタのトップメーカーとして、世界市場をリードする我が国のカメラ産業を支えるとともに、事業の多角化に取り組み、超小型コンポーネントからシステム機器までをカバーする「超小型・精密機器の総合メーカー」へと躍進しております。 NIDECグループが日本電産からブランドと社名を「ニデック」に統一することに伴い、当社も社名を「日本電産コパル株式会社」から グループブランド名の「ニデック」を冠した「ニデックプレシジョン株式会社」に変更いたします。 「プレシジョン」とは「精密」を意味しており、創業よりカメラ産業で培った「精密」なものづくりの技術を世界のあらゆる産業へ拡げていき、 お客様の小型・軽量化ニーズに対し、新たな価値を付加しつつ応えていくことで社会に貢献していく、という思いを込めております。 この「精密」なものづくりで より一層、“お客様のお役に立つ”、“お客様にご満足いただける”、技術・製品をご提供することに企業活動の全てを集中し、お客様の“真のビジネスパートナー”となるよう、取り組んで参ります。