塗装寿命を延ばす為には、2種ケレンではなく、完全に金属表面を露出する事が可能な1種ケレン(ブラスト処理)が必須となります。
【1種ケレンと2種ケレン 剥離の違い】 1種ケレンと2種ケレンでそれぞれ塗装剥離を行いました。 加工後の表面を拡大すると、これだけ違いがでます。【画像参照】 そもそもケレンってなに?下記リンクで紹介しております 【塗装でよく聞くケレンとは?目的や種類】 https://www.nc-net.or.jp/company/98405/product/detail/196279/ 『ケレン作業について』 塗装において最も重要なのは、素地調整となります。 素地調整は「ケレン」とも呼ばれ、作業内容と処理方法によって1種ケレン~4種ケレンの4種類に分けられます。 全て表面をより『塗装に適した状態へ変化させる方法』ですが、1種ケレンと2種ケレンでは処理後は写真の様に仕上がりに大きな違いがあります。 金属塗装において塗装の寿命は10年から長くて50年程度と言われています。 この塗装寿命を左右するのは塗料の種類・質や塗装技術ではなく、塗装前の工程が重要です。 \ 塗装寿命に影響する原因は素地調整の方法です / 1種ケレンか2種ケレンが原因の50%を占める程、塗装寿命に大きく差が出ます。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
【1種ケレン】 研磨材を高速で衝突させる事で表面を研削するブラスト処理にて行われます。 表面の錆や酸化被膜、塗膜(活膜※₁)などの表面に付着している異物の95~99%以上を除去する必要があります。 1種ケレンは「ISO」「SSPC」では以下の規格に当てはまります。 ISO規格 ISO-Sa3 / ISO-Sa2.5 SSPC規格 SSPC-SP5 / SSPC-SP10 完全に金属表面を露出する事が出来るので、最も効果の優れた処理方法となります。 塗装不良が発覚した製品もブラストなら完璧に塗装剥離が可能なので、再度塗装を行う事で新品と遜色ない状態にする事が可能です。 【2種ケレン】 グラインダーやワイヤーホイールなどの電動工具を使用して行われます。 表面に付着した死膜や錆のみを除去する方法です。 主にブラスト処理が難しい状況下で手作業によって処理を行います。 2種ケレンは「ISO」「SSPC」では以下の規格に当てはまります。 ISO規格 ISO-St3 SSPC規格 SSPC-SP3 完全に錆や塗膜を除去する事は難しい為、可能な範囲で金属表面を露出させます。
価格情報
応相談
納期
用途/実績例
ご相談、お見積りなどご気軽に連絡下さい。
詳細情報
-
お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。 「無」から「有」へ。 「大量生産」ではなく「オンリーワン」の創造。 そのお望みを叶えるのが、原田鉄工です。 様々なお客様のニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供し、納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。 創業70年以上の長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。 製作、塗装についての相談などありましたら、何でもお気軽にご連絡ください。 お待ちしております。 ブラスト・塗装の事ならお任せください。 原田鉄工株式会社 広島 TEL:082-232-2445 FAX:082-293-0286 担当:垰(タオ) 携帯:090-3742-9768 メール:bousei@harada-tekkou.co.jp ご相談、御見積りなどご気軽に連絡下さい。
カタログ(3)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
当社は、多様な現場のニーズに合わせた製造を行っております。 能力・立地の良さと徹底した品質管理や納期管理で、お客様のご要望に対応。 材料発注から製缶、加工、素地調整、塗装まで全てお任せください。 また、防錆に関して長年に渡り研究開発に努め、「防錆部」として確固たる 技術と設備を有しており、塗装の色剥ぎ作業等も行っております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。