EOLテスト向け画像評価用カスタムソリューション
iQ-Image Analysis API は、EOL(End of Line)テストのニーズに合わせて個別のソリューションを提供するための基盤です。このAPI は、EOLテストを自動化するための個別の合格/不合格しきい値に対応できます。 API は C++ に基づいているため、既存のソフトウェアに実装できます。高速なデータ解析と転送が可能で、生産ラインでの評価に特に役立ちます。 iQ-Image Analysis API は、個別の評価仕様 (合格/不合格しきい値など) を満たすカスタム測定モジュールを作成するために使用されます。各顧客と協力して、要件に合わせたAPI を構築します。利用可能なモジュールを API 基盤として使用することで、必要な仕様を追加してカスタムソリューションを提供できます。
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基本情報
<iQ-Image Analysis API モジュール例> ・Particle module: 粒子を検出し、位置、サイズ、方向などのメタデータ情報を取得します。 ・Defective pixel module: ベイヤーパターン画像内の欠陥ピクセルを検出します。レポートには、欠陥ピクセルの位置、量、クラスターサイズが含まれます。 ・Color calibration module: 定義されたデータセットに基づいてカメラモジュールのスペクトル感度を測定し、個別の色補正マトリックス (CCM) を計算します。 ・Color module: 色再現テストのメトリクス (例: ∆E) を計算します。 ・Shading module: 最も明るい領域から最も低い領域までの各チャネルの空間強度の不均一性と色彩比 (R/G B/G) を計算します。 ・Resolution module: 傾斜エッジに基づいて SFR、ESFおよび LSFを計算します。 ・OECF/Noise module: OECF曲線を測定し、直線性をチェックし、ホワイトバランス乗数を計算します。
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※詳しくは上記関連リンクより弊社ウェブサイトの『iQ-Image Analysis API』製品ページををご覧いただくか、お気軽にお問い合わせ下さい。
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トライオプティクス・ジャパンでは、カメラの画質評価における世界的リーディングカンパニー、ドイツImage Engineering (IE)社の日本総代理店として、 IE社の画質評価用光源・チャート・ソフトウェア等の製品販売から評価ソリューションの提案、計測サービスまで行っています。 IE社は、ISO/TC42やIEEE-P2020(自動車用画質規格の制定を行うワーキンググループ)などの画質に関する国際委員会において規格づくりに参画しており、IE社の数多くの製品・ソリューションが国際規格に準拠しています。 弊社横浜事業所では、暗室環境を備えたラボを設置して、IE社の各種光源・チャート・解析ソフトウェア等のデモ機材を常設しており、国際規格に沿ったカメラの画質性能評価用製品やソリューションのご紹介・ご提案をはじめ、ご購入を検討されているお客様へは、画像の撮影から解析までの一連のデモ測定が可能です。 また、IE社製品を使用した画質性能計測サービスも行っており、車載カメラ・デジタルカメラ・セキュリティーカメラ・医療用内視鏡カメラ等の様々な産業分野のカメラモジュールの画像性能評価項目の測定を実施しています。