鉛直自重支持を全ねじに代え、ワイヤで施工が可能。 圧倒的な施工性と軽量化で、工程全体の効率をアップ。生産性を向上させます。
従来、鉛直自重支持材には全ねじを使用することが一般的ですが、本工法では、被支持材の重量に応じて適切なワイヤ径を選定することで、全ねじに代えてワイヤを鉛直自重支持材として使用いただけます。本工法は「グリップルワイヤシステム・鉛直荷重支持工法」として、一般財団法人日本建築センター(以下「BCJ」)の一般評定を取得しています(BCJ評定-SS0062-1)。なお、耐震支持が必要な場合は、建築設備耐震設計・施工指針に則り、従来通りの耐震支持施工が必要となります。
この製品へのお問い合わせ
基本情報
昨今、建設労働人口の減少し、建築設備工事における省人化・省力化へのニーズが高まっています。他方、SDGsに関連して建設業界でも、環境に配慮した施工が求められています。そうした課題の解決に貢献する革新的な工法が、グリップルの鉛直自重支持ワイヤ工法です。 1. 部材の軽量化:従来工法で使用する全ねじ( M10)とグリップルワイヤ(2 mm径)の重量を、同じ長さで比較すると、グリップルワイヤの重量は全ねじの約3 %程度。こうした部材の軽量化は、高所作業が中心となる建築設備工事において、作業の効率性と安全性を高めるだけでなく、現場における部材の運搬・保管に掛かるコストの大幅な削減が可能。 2. CO2排出削減に貢献:全ねじからワイヤに置き換わることで、鉄の量も大幅に減少。それにより各部材の製造時に排出されるCO2量も、全ねじの約3 %程度に。また、軽量化により、現場までの運搬頻度も減少、車両から排出されるCO2の排出削減が可能。 3. 省施工:現場ですぐに施工着手出来るように、部材はすべてキットです。部材加工などの前準備は一切不要。廃材の処理も無し。施工がシンプルで、どなたでも簡単施工。
価格帯
納期
~ 1週間
用途/実績例
レースウェイ、ケーブルラック、角ダクト、スパイラルダクト、フレキシブルダクト、チャンバー、冷媒管にご使用頂けます。 *耐震振れ止めが必要な場合は、必ず建築設備耐震設計・施工指針2014に則り施工をしてください。
カタログ(1)
カタログをまとめてダウンロード企業情報
本社:イギリス:シェフィールド 展開:世界90カ国の国と地域 日本法人:グリップル ジャパン株式会社(2018年設立) 当社は、ワイヤジョイント金具のパイオニアメーカーで、1988年に イギリスで設立されて以来、業界シェアトップクラスとして世界各国で 販売を行っているグリップル社の日本法人です。 1998年よりグリップルとワイヤロープを使った独自の工法を開発し、建築業界へ参入。電気工事・空調工事の落下防止や転倒防止の工法として本国イギリスを含めアメリカ・ドイツ等の世界各国で高評価をいただいております。 日本では、日本建築センター一般評定や国交省NETIS登録製品を中心に販売。