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会社の中での決め事とは人を動かす第一歩である。その為には具体的に内容を 決めないと人は迷ってしまう。具体的な決め事とは固有名称、数値、目標で表させる。 その上で決め事の認識を共有化させなければならない。つまり自分の部署で今月やらねば ならない決め事は何かを全員が共通認識を持つ事である。 そしてその決め事をやらせる為には決めっ放しの防止と、キメ細かいチェックをする 必要がある。その為には2つの方法がある。一つはシステム化する事とやらせる人を 作ることである。しかし、システム化は方法論がわからず、やらせる人は社長が 口やかましく言うのみ。現場の責任者が決め事を率先垂範しない事が多く、且つ やらせる為のマネージメントワークの欠如、決め事を守らない社員を叱ることもしない。 結局真面目にやるより、やらなくても何も言われないので会社にやらない風土が 出来上がってしまう。 逆に決め事を守る会社は決め事を守らないと仲間から注意されるので、決め事を守る風土が 出来上がる。そうなると経営者は次のステップに力を注力できるので会社は成長していく。