一般的にSSPC SP-2と同等の規格とされています。
『ISO St2とは』 ISOはスイスのジュネーブに本部がある非政府機関であり、国際的に共通する規格を制定する事を目的としてます。 そこで定められた素地調整の規格の1つとなります。 手工具であるやすり・ワイヤーブラシ・スクレーパーなどを使用し表面処理を行います、 表面に弱く付着した錆、ミルスケール、塗膜などの有害物質は除去しますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜は許容されます。 ISO規格では「ブラスト施工前の鋼材の状態」と「ブラスト施工後の鋼材の状態」を写真で比較しており、実際の写真と製品を見比べて加工の合否を判断します。 『ISO St2で行うメリット』 ブラストや電動工具を使用する場合は設備が必要であり、粉塵や騒音が発生しますので周辺環境を考慮しこれらの作業が難しい場合などで選定される規格となります。 また莫大な作業時間とコストが必要となるので大規模・広範囲に対しての作業には向いていませんが、一部損傷した塗装を修正する場合などにもSP-2にて素地調整を行う事もあります。 設備が必要でないので便利な方法ではありますが、固着した錆・ミルスケール・塗膜を除去する事ができません。
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『ISO St2の作業方法』 1.表面に付着しているスラグなどを除去する。 2.表面に付着している油脂、グリスなどを溶剤などを用いて取り除く。 3.手工具にて表面に弱く付着している有害物質を取り除く。 4.清潔な乾燥空気で埃やゴミを取り除く。 『ISO St2の注意点』 作業上の危険性 ・工具を使用しますので、適切な保護具を着用する必要があります。 汚染状態の確認 ・使用する工具は水分、油分が含まれていない事の確認が必要です。 作業要領について ・表面を過度に粗くする又は滑らかにすると塗膜の早期剥離の可能性があります。 ・ISOビジュアルブックの写真と比較し、加工の合否を判断します。 原田鉄工ではSt2での素地調整も対応しておりますが、 St2の素地調整では洗浄度・密着性が不十分の可能性があるので、基本的にはブラストでの素地調整を推奨しております。 数少ないブラスト・塗装の一体型工場ですので、ブラスト後は社内で直ちに塗装する事が可能です。 詳しくは下記関連リンクをご覧ください。
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お客様の困ったを良かったに そんなお客様のご要望にお応え致します。 「無」から「有」へ。 「大量生産」ではなく「オンリーワン」の創造。 そのお望みを叶えるのが、原田鉄工です。 様々なお客様のニーズにお応えできるよう材料調達から塗装、据付けまで一貫した生産サービスを提供し、納期短縮とトータルコスト削減のお手伝い。 創業70年以上の長い経験の中で磨き上げた技能とノウハウにより、更なる製品の「高付加価値」を提供する為に全力で取り組んでおります。 製作、塗装についての相談などありましたら、何でもお気軽にご連絡ください。 お待ちしております。 ブラスト・塗装の事ならお任せください。 原田鉄工株式会社 広島 TEL:082-232-2445 FAX:082-293-0286 担当:垰(タオ) 携帯:090-3742-9768 メール:bousei@harada-tekkou.co.jp ご相談、御見積りなどご気軽に連絡下さい。
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当社は、多様な現場のニーズに合わせた製造を行っております。 能力・立地の良さと徹底した品質管理や納期管理で、お客様のご要望に対応。 材料発注から製缶、加工、素地調整、塗装まで全てお任せください。 また、防錆に関して長年に渡り研究開発に努め、「防錆部」として確固たる 技術と設備を有しており、塗装の色剥ぎ作業等も行っております。 ご要望の際はお気軽にお問い合わせください。